(財)日本ユニセフ協会  

新潟県中越地震の被災者の方々に対するユニセフ支援について

 2004年10月23日夕方に発生した新潟県中越地震では、新潟県の川口町で震度7を記録したのをはじめ、その後も相次いで発生した余震活動により一時は10万人以上が自宅からの避難を余儀なくされるなど、被災地に暮らす方々の生活に大きな影響を及ぼしています。

 当協会では今回の地震発生後、「新潟県中越地震の被災者への援助をユニセフはしないのですか?」という内容のお問い合わせを数多く受けておりますが、現在日本ではユニセフからの援助は受けておりません。

ユニセフの支援対象国決定基準
 ユニセフは、支援対象国を決める際に、①その国の乳幼児の死亡率、②国民1人あたりの所得水準、そして③子どもの人口の3つの基準に基づいて対象国を決定しています。これは、より状況の悪い国、地域の子どもたちを優先的に支援するために、客観的かつ公平な尺度・基準に則った判断をすることができるようにするためです。これらの基準に基づいて、ユニセフは現在、日本を除く世界157の国と地域で困難な状況にある子どもたちとその家族のための支援活動を行っています。

 世界の子どもたちの命と健康、権利を守るためのユニセフ活動に、これからも温かいご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

(財)日本ユニセフ協会

www.unicef.or.jp

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