(財)日本ユニセフ協会  

ユニセフ協会からのお知らせ

「1本のバラが2本のワクチンに」
美空ひばりピースローズ
〜バラを1本お買い求めいただくごとに、「30円」がユニセフに募金されます〜

 美空ひばりさんが亡くなられて今年で17年目となります。

今年5月29日、美空ひばりさんの誕生日に、「美空ひばりピースローズ」という名前のついたバラが発売されます。

 美しい紫色をした大輪のこのバラは、2003年に新種として国内で誕生しました。生前、幼い子どもたちの未来を気にかけておられたひばりさんの遺志を受け継ごうと、(株)ひばりプロダクションおよび東京花の名店会のご協力により、生花としては初めて美空ひばりさんのお名前にロイヤリティがかけられ、そのロイヤリティ…1本あたり30円…がユニセフに募金されることになりました。

 「30円」という金額は、たとえば、ポリオのワクチン1本とはしかのワクチン1本の費用に該当します*)。美しいバラ1本をお求めいただくことによって、ワクチン2本分の支援をすることができるのです。

 今年は40万本の限定生産となりますが、「美空ひばりピースローズ」は全国の生花店でお求めいただくことができます。皆様の特別な機会に、また日々の生活の中に、このバラで美しい彩りを加えてみてはいかがでしょう。同時に、世界の子どもたちにも、明日を生きるチャンスが届きます。

*)ポリオワクチン1本の価格およそ13円/はしかワクチン1本の価格およそ16円(1米ドル=107円換算)
なお、これはワクチンのみの価格で、接種に必要な他の費用(冷蔵保存、輸送のコスト、接種に必要な器材、接種員の費用等)は、含まれていません。

…………

 「美空ひばりピースローズ」は最寄の生花店でご注文ください。なお、生花のため、季節や地域のよって価格は異なります。(ただし1本あたりの募金額30円はどこでお求めいただいても同じです)
  「美空ひばりピースローズ」についてのお問合せは…

「美空ひばりピースローズ」事務局 ℡:03-5652-6420

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 今、世界で5歳の誕生日を迎えることなく、命を失っている子どもは、約1100万人。命を失う主な原因は、風邪をこじらせた肺炎、下痢による脱水症状、そして、予防接種で防げたはずの病気等です。中でも、毎年200万人以上の子どもが、ワクチンで予防可能な病気で命を失っています。

 現在155の国と地域で、子どもたちの命と健やかな成長を守るために活動しているユニセフ(国連児童基金)は、各国で大規模な予防接種キャンペーンを繰り広げています。ポリオ、はしか、破傷風、ジフテリア、百日ぜき、結核、特にこの6種類の病気に対する予防接種が行われており、2003年度だけでもユニセフは開発途上国の子どもの40%にワクチンを提供しました。

 中でも根絶の瀬戸際にあるポリオ、そして、多くの子どもたちの命を奪っているはしかの予防接種は、特に重点的に行われています。平時だけでなく、災害時や紛争下など、病気が広まりやすい環境にある地域でも優先的に予防接種が行われるよう、ユニセフは最大限の努力を続けています。

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