J8日本代表チーム決定
2007年J8日本代表チームはHIROGAKU EIGHT(広尾学園・東京都港区)に決定しました。
【2007年4月26日 東京発】
世界で最も影響力のある8カ国の首脳が集まり、様々な国際問題を討議するG8サミット。Junior 8(J8)は、G8と平行して開催されるG8の公式ユースプログラムです。今年で3回目となるJ8は、今年6月、ドイツのヴィスマールで開催。J8コンテストで選ばれたG8各国と開発途上国の13歳〜17歳の若者たちの代表が参加し、G8の議題について討議し、意見をまとめ、G8首脳陣と全世界に向け発表します。
2007年J8コンテスト
先月まで開催された今年のJ8コンテスト。大変短い告知・募集期間だったにも関わらず、日本全国から、予想を超える数のお問い合わせをいただきました。また、今年のコンテストは、「アフリカにおける経済発展の展望」「HIV/エイズ」「気候変動とエネルギーの効率性」に加え、日本国内では、「大人の社会」でもまだまだ認知されていない「知的財産所有権と企業の社会的責任」と、多岐にわたる非常に難しいテーマが与えられました。限られた期間に、こうした課題について、8人一組のチームで議論し、課題克服に向けた提案(コミュニケ)を一つの英作文にまとめるという、大変ハードルの高いコンテストであったにも関わらず、全校を挙げて取り組んでくださった学校もあり、最終的に、計18チームからの応募をいただきました。
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広尾学園理事長大橋清貫氏(左)に、J8代表決定通知書を手渡す、モルガン・スタンレー証券サップスフォード広報部エグゼクティブディレクターと日本ユニセフ協会 小松澤学校事業部長(23日広尾学園にて) |
応募作品は、J8主催者であるユニセフとモルガン・スタンレーの他、各テーマに精通された外務省の専門家の方々などで構成された委員会が審査。提案(コミュニケ)の内容は勿論のこと、チームワークなどの観点からも、全ての審査員が全作品に目を通し、審査を行いました。応募作品のほとんどが高い水準であったため、代表選考は当初の予想を超えた困難な作業となりましたが、最終的に、非常に僅差ではありましたが、広尾学園(東京都・港区)の女性6人・男性2人によるチーム「HIROGAKU EIGHT」が、2007年J8日本代表チームとして選ばれました。
J8サミットに向けて
J8代表決定の連絡を受け、HIROGAKU EIGHTのメンバーは、早速、英語での討論(ディベート)のトレーニングなど、サミットに向けての準備を始めました。また、来月には、2006年のJ8に参加した「先輩」からのアドバイスや、昨年のJ8コミュニケの「引継ぎ」を受けるために、J8主催者が開催する事前準備会議に出席。6月のサミットに備えます。
2008年のJ8
2008年のG8は日本での開催。日本政府は23日(月)、北海道・洞爺湖町周辺を2008年のG8サミット開催地に決定しました。J8については、その開催の有無はまだ確定されていませんが、今後、J8主催者と日本政府との間で、実現に向けた交渉・調整が始められる予定です。
J8 は、ユニセフ、モルガン・スタンレー、G8議長国の共同事業です
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