メニューをスキップ
財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフinアフリカ

「アフリカのことを学ぶ日」キャンペーン

これまでの活動のご紹介

日本とタンザニアの小学生 ビデオチャットで交流

3月4日(月)、相模原市立鶴の台小学校と横浜市立荏田西小学校の子どもたちは、インターネットのビデオチャットを利用して、タンザニアにあるバガモヨ市立ジデゲメ小学校の子どもたちと交流しました。神奈川とタンザニア、10,000キロメートル以上の距離と6時間の時差を超える取り組みです。

子どもたちの交流に先立ち、バガモヨ市長が画面に登場しました。市長は、「このプログラムは子どもたちにとって、とても良いことだと思ったので、今日は参加させていただきました。こうやって(日本と)つながることができて、とても嬉しいです。これからもよろしくお願いします。」と、日本の子どもたちに語りかけました。

市長のお話が終わると、いよいよ子どもたちの交流が始まりました。日本、タンザニアの子どもたちは、それぞれ相手の国についていくつか質問をしました。荏田西小学校からの「タンザニアの学校では、お昼休みにどうしているのですか?」という質問に対して、ジデゲメ小学校から「お昼を食べた後に、たくさん遊んでいます。」という答えが返ってきました。ジデゲメ小学校からは、「タンザニアにはキリマンジャロという有名な山がありますが、日本の有名な山は何ですか?」という質問がありました。他にも、鶴の台小学校からの「将来の夢は?」という問いかけに対して、ジデゲメ小学校から「医者」、「弁護士」、「図書館員」などの声が挙がりました。

楽しい交流の時間はあっという間に過ぎ、いよいよお別れの時間がやってきました。日本の子どもたちは通話が終わる瞬間まで、画面の向こう側に手を振り続けました。

交流を終えた荏田西小学校5年生の岡田さんは、「タンザニアにも、お医者さんになりたいという自分と同じ夢を持っている人がいて嬉しかった。」と話しました。同じく6年生の高野さんは「タンザニアの子どもたちはとても元気だった。またこういう交流をしたい。」と嬉しそうに話しました。
鶴の台小学校と荏田西小学校の子どもたちは、現地の同年代の子どもたちとの交流を通じて、アフリカをもっと身近に感じられるようになったようでした。

日本ユニセフ協会では、今年6月1日〜3日に横浜で開催される「第5回アフリカ開発会議(TICAD V)」に合わせて、「アフリカのことを学ぶ日」キャンペーンを推進し、日本の子どもたちがアフリカについて学ぶことを促進しています。このようなインターネットのビデオチャットを利用した日本とアフリカの子どもたちの交流プログラムの他にも、ユニセフの日本人職員や在日アフリカ大使等の学校訪問の機会を提供する予定です。ご興味のある教育関係者の方は、(公財)日本ユニセフ協会 学校事業部(TEL: 03-5789-2014)までお問い合わせください。

« 「アフリカのことを学ぶ日」キャンペーンのページに戻る