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財団法人日本ユニセフ協会

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得点王そして模範選手のティエリ・アンリ

サッカー界の得点王と多くの人が認めるティエリ・アンリはフランス出身で、現在イギリスのチーム、アーセナルで活躍。もっとも恐れられている選手です。イギリス・プレミアリーグのディフェンダーたちを震撼させているストライカーの彼は、フランスのナショナル・チームおよびアーセナルのトップ得点プレーヤーとして活躍しています。

ピッチでの活躍以外にも、アンリは、困難な状況に直面している小さな子どもたち、あるいは若者たちのロールモデル(お手本・模範)となってきました。彼はほかの選手たちとともに2002FIFATMワールドカップ期間中、ユニセフと国際サッカー連盟(FIFA)が実施した公共広告放送用映像に出演しました。この映像を通して、選手たちは、世界が最も情熱を傾けるスポーツのひとつであるサッカーを、子どもたちのためにプレーすべきだという広報活動を展開したのです。

アンリは、これに引き続きドイツで開催される2006FIFAワールドカップTMでも、ユニセフとFIFAの「チーム・ユニセフ」に加わり、サッカーが子どもにもたらす恩恵についてのメッセージを伝えています。

フィールドの内外での功績

フランス・ナショナル・サッカーアカデミーで育ったアンリは、わずか17歳にしてASモナコでプロとしてのキャリアをスタートさせました。1998年のワールドカップでフランス代表チームに加わり、一躍国際舞台に踊り出て、その年の得点王にも輝きました。
続いてフランスの最高栄誉レジオンドヌール勲位を授かります。1998FIFAワールドカップTMでの巧みなプレーは、国際的に知られたイタリアのクラブチーム、ユベントスの注目するところとなり、1999年にイタリアに引き抜かれました。その後、アーセナルに移籍し現在に至っています。

アンリはイギリスでセンターフォワードという新しい役割を得て、ベストプレーヤーのひとりとなりました。7シーズン連続でアーセナルにおいて得点を挙げ、アーセナル史上最強のストライカーといわれています。

年々活躍度を増すアンリは、FIFAから2003・2004年度の最高選手のひとりにリストアップされました。またサッカー評論家協会から年間最優秀選手として表彰されたほか、フランスリーグ最優秀選手賞を4シーズンにわたって受賞しています。2003・2004年度と2004・2005年度のゴールデン・ブーツ賞も相次いで受賞しています。

このような功績に加えて、アンリはピッチ外でも、人種差別とたたかう多くの活動を展開しています。 “Stand up, speak up = 立ち向かおう、声をあげよう”キャンペーンを展開し、人種差別とたたかう団体・組織のために、募金を呼びかけています。このキャンペーンは多くのサッカーファンの心を動かし600万米ドル近い募金となりました。

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