|
|
ネルソン・マンデラ氏「子どもたちを気にかけない国や社会など論外です」【2013年7月5日 ニューヨーク発】
マンデラ氏の誕生日である7月18日は、国連が定めたネルソン・マンデラ・デーです。ユニセフは子どもの権利実現のために戦いつづけるマンデラ氏の功績を、世界中の人々と共に祝福します。 祖国南アフリカで厳しい容態が続くネルソン・マンデラ氏に、深い憂慮の意を表します。 マンデラ氏は1995年にネルソン・マンデラ子ども基金を設立し、南アフリカ初の黒人大統領を1999年に退任したのち、ネルソン・マンデラ財団を立ち上げました。
ノーベル平和賞を受賞しているマンデラ氏は、2001年、人権活動家のグラサ・マシェル夫人とともに子どもを守るためのかつてない規模の署名活動「セイ・イエス・フォー・チルドレン」への取り組みを発表しました。 この署名活動は、子どものために世界規模での連携を呼びかける“グローバル・ムーブメント・フォー・チルドレン(Global Movement for Children)”の初めての取り組みとして行われました。 2002年の国連特別総会では、この署名活動に9400万人以上が参加したと報告され、マンデラ氏はすべての子どもたちへの保健サービスと教育の徹底を呼びかけました。 2004年、ユニセフとネルソン・マンデラ財団は「スクール・フォー・アフリカ」を立ち上げ、とりわけ女の子や孤児、そして最も貧しい状にある子どもたちに教育の機会を呼びかけています。 「子どもたちを気にかけない国や社会など論外です」(マンデラ氏) |