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日本ユニセフ協会

世界の子どもたち

シリア:子どもたちを巻き込みながら続く武力衝突
ユニセフ事務局長 緊急声明を発表

【2012年2月23日 ニューヨーク発】

映像:アンソニー・レーク事務局長の声明(英語)

シリアで激化している子どもたちを巻き込んだ武力衝突。ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は、23日(ニューヨーク時間)、次の声明を発表しました。

「ユニセフは、シリアで激化している暴力が、子どもたちに及ぼしている影響を、強く懸念しています。」

「国際社会は、暴力の停止を求めていますが、その声が聞き届けられない状況が続いています。子どもたちの間の死傷者の数は、増えるばかりです。傷を負っても、殆どの場合、治療すら受けられない状況です。多くの子どもたちが、暴力行為を目のあたりにし、愛する人々を失っています。」

「シリアの人々の助けを求める切実な声や、子どもたちを苦しめているこの状況が悪化し続けている現状は、本当に耐えられないほど悲痛なものです。ユニセフは、国際社会とともに、全ての暴力の即時停止と、(全ての紛争当事者に)支援が必要な全ての人々への緊急支援活動を実施できる状況を確保することを求めます。」

「全ての紛争当事者に対し、子どもたちには、おとなが起こしているこの暴力に何の責任もないことを思い出してほしいと思います。子どもたちたちは、まさに、この悲劇の犠牲者なのです。」

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