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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち 緊急支援情報

エルサルバドル地震被災者に対するユニセフの緊急援助

1.水と衛生

ユニセフは、地震による断水の被害に見舞われた地域を中心に、安全な飲料水の供給、浄水剤の提供、給水設備の復旧を支援する。また、仮設住宅や避難キャンプにおいて仮設トイレの設置を進める。

2.子どもの保護

ユニセフは、震災により家族や友人を失った子どもに対する専門家による心理的サポートと、教員に対する心理的ケアの訓練、家族と離れ離れになった子どもの身元確認と家族との再会を支援する。

3.保健

ユニセフは、被災地における感染症の流行を防ぐため、予防接種の実施、医薬品や医療用具を病院や保健センターなどへ提供する。また、家族や地域住民に対して感染症の流行を防ぐための保健・衛生の知識の普及を支援する。

4.教育

ユニセフは、多くの小学校校舎が甚大な被害を受けた中、教育活動の迅速な再開を支援するため、被害状況を調査し、教材・教育備品を提供する。教育の再開は子どもに安心感を持たせ、心理的な回復の効果が大きい。このため教育の再開は地域住民を力付けることにつながる。また、小学校に「子どもに優しい」スペースをつくる。

ユニセフは現地事務所が緊急援助に入ると共に、本部スタッフがエルサルバドルに入り、子どもの緊急及び復興ニーズの調査を行っている。この調査に基づき復興支援計画を立案、現行の緊急援助の実施に引き続いて復興支援を行う。

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