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緊急支援情報インド大地震緊急情報2001年2月2日 ※受付は終了しました※ ユニセフの緊急援助を支援する「インド地震緊急募金」の郵便振替・送金手数料が、東京郵政局のご協力により、本日2日より半年間免除となりました。皆様のご協力をお願い致します。
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部 20万人が食料や水などの緊急援助を必要
1月26日にインド西部グジャラート州を襲った大地震では、死者の数が少なくとも2万人以上、負傷者は10万人に達すると見られます。国連の発表では、損壊家屋は7万3142戸に上り、20万人が避難生活を余儀なくされ、食料、水、適切な避難施設などの緊急支援を必要としています。今回の地震ではグジャラート州を中心に3500万人の住民が被害を受けました。この地震の被害が最も大きなクッチ地区では、80万人の住民の4分の1以上が家を失い、ブジでは17万5000人の住民のうち1万2000人が死亡しました。ユニセフの現地調査によると、町の建物の90%が瓦礫と化しています。 地下水の配水管や水源が被害を受けたために飲料水の供給が著しく不足しているほか、ほとんどの学校、コミュニティセンター、保健所の機能が麻痺しています。多くの子どもを含む負傷者に対して緊急治療が必要とされる中、治療体制は十分に整っていません。 ユニセフ、緊急援助を拡大する甚大な被害の様子が明らかになる中、ユニセフは31日、緊急援助の規模を1280万ドル(約14億8000万円)に拡大しました。当面は、地震の影響を最も強く受けた子どもと女性に対する、医薬品セット、毛布、避難テント用シート等の援助物資の提供に重点を置きます。学校の再開、心に傷を受けた子どものカウンセリング支援等も併せて実施します。
各分野におけるユニセフの活動1)保健と栄養(予算:約206万ドル)
2)水と衛生(予算:約250万ドル)
3)家族の保護(予算:約400万ドル) 4)教育(予算:約270万ドル) 5)子どもの保護など(予算:約150万ドル) |