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緊急支援情報インド西部地震
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インド地震緊急・復興募金 郵便振替:00110−5−79500 インターネットからも募金ができます。 送金手数料は免除されます 当協会への募金は寄付金控除の対象となります |
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012
インド政府によると、今回の地震による死者は1万9801人、負傷者は16万6836人に達し、60万人以上が家を失いました。グジャラート州内の3つの病院、21の主要保健センター、4つの地域保健センターが倒壊したほか、小学校6,698教室が被害を受けるなど、子どもの生活に密接に関わる社会サービスが大きな影響を受けました。 ユニセフの調査によると、15歳未満の子ども500万人が今回の地震の影響を受け、うち250万人は家や家族を失ったり、通学する小学校が倒壊するなど、心理面での影響が懸念されています。ユニセフの推計では、150万から250万人の子どもが、震災当時建物が60%以上倒壊した地区に住んでおり、緊急の援助を必要としています。今回の震災の経済的損失は全体で46億ドル(5520億円)に達します(国連人道問題調整事務所調べ)。
グジャラート州におけるユニセフの緊急・復興援助は、教育、心理サポート、家族の生存、保健、水と衛生などの分野で実施され、援助規模はこれまでに1200万ドル(約14億4000万円)を超えました。 震災発生から2日後、ユニセフは15人のスタッフからなる緊急援助チームを被災地に派遣、毛布5,000枚、浄水剤100万錠、3万人分の緊急医薬品セットを配布しました。これに加え、震災直後の3日間でユニセフは緊急医薬品セット60万ドル相当を被災地の保健所などに提供しました。
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また、ユニセフはグジャラート州政府と協力して、被害の特に大きな地域を中心に、350の簡易学校と300の簡易保健センターの設置を進めています。2月9日には40の地元NGOを対象に子どもの心理カウンセリングに関する訓練を行い、参加者は地元の教員や保健員等に専門知識を伝え、学校や保健センターなど様々な場所で心に傷を負った子どものための心理サポートが行われます。
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