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緊急支援情報UNICEF 北東アフリカ緊急募金情報2000年5月9日付 速報 ※受付は終了しました※ アフリカの角に干ばつと紛争の被害干ばつと紛争による被害に見舞われているアフリカの角(北東アフリカ:エチオピア、エリトリア、ソマリア、ジブチ、ケニア等)の子どもと女性を支援するため、ユニセフ(国際連合児童基金)は保健、栄養、水、教育等の分野で緊急援助を実施している。財団法人日本ユニセフ協会(本部:東京都新宿区 会長:澄田 智)は、国際的な支援を呼びかけるユニセフの緊急アピールを受け、「北東アフリカ緊急募金」の受付けを行っている。 各国におけるユニセフの緊急援助エチオピア 被災者数:約800万人
干ばつの影響を受けた住民800万人のうち、140万人が5歳未満の子どもと見られる。農作物の不作と家畜の大量死による影響で食糧が不足、約25%の子どもは体重が標準の80%に満たない深刻な栄養不良にあり、体力、病気に対する抵抗力の低下が懸念されている。 エリトリア 被災者数:約50万人 エチオピアとの国境紛争は99年2月より本格化、35万人が国内避難民となり、干ばつによる被災者と合わせて50万人以上が緊急の人道援助を必要としている。 ソマリア 被災者数:約100万人
ソマリアではバーレ前政権崩壊後より9年間、氏族間の武力対立のため中央政府が存在せず、保健、教育などの社会サービス面で不十分な状況が続いている。ソマリア中・南部を中心とする干ばつの被害により住民100万人が影響を受け、そのうち30万人が5歳未満の子どもとみられる。栄養不良率は全国で30%に達し、6.5%が特に深刻な状況にある。 北部スーダン被災者数:約400万人 スーダンでは内戦の影響で400万人が国内避難民となり、そのうち75%以上が子どもと女性である。干ばつの影響等もあって、避難民の間で栄養不良率が増加し、はしか、髄膜炎等の罹患率が拡大傾向にある。ユニセフ現地事務所は紛争の影響を受けた家族に対してプラスチックシート、毛布、調理用具、蚊帳などの緊急援助物資を提供し、あわせて大規模な予防接種を実施している。 募金のお願い(財)日本ユニセフ協会は、北東アフリカの子どもと女性を支援するユニセフの援助活動を支える緊急募金を受付けしています。送金手数料は郵政省のご協力により免除になります。皆様のご協力をお願い致します。
お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部 |