2008年7月2日（水）、澄み渡った青空の下、J8サミット2008の開会式が行われ、会場となった支笏湖畔の広場には主催関係者、メディアなど多くの人びとが参加しました。

午前11時、「支笏湖国際太鼓ジュニア」による演奏で開幕した開会式では、主催者を代表して、外務省から小野寺五典副大臣、ユニセフからはアヌパマ・ラオ・シン東アジア太平洋地域事務所所長が挨拶。アヌパマ氏は、J8が国際問題を子どもの視点で話し合う重要な機会であり、子どもたち自身が解決方法を提言することが、彼らの将来にとって有効であることを述べました。

つづいて千歳市を代表して山口　幸太郎市長、北海道からは高橋　はるみ知事が参加し、「思う存分力を発揮して、素晴らしいJ8宣言を北海道から全世界に向けて発信してほしい」と激励しました。

最後に参加者紹介によって39名の代表全員が壇上に並んだところで、元サッカー日本代表の中田英寿氏が登場。中田氏が自身のホームページ上で展開する環境保護の取り組み「TAKE　ACTION！」の一環として作成されたフラッグを手渡し、代表にエールを送りました。

開会式後のフィールドトリップでは、千歳市のツアーガイドとボランティア通訳の方がたの案内により、支笏湖周辺を歩いて回り、緑に囲まれた美しい景色を十分に堪能しました。

明日からはいよいよ気候変動、貧困と開発、国際保健の3つのテーマについての議論が始まり、問題解決のための提言をまとめ、7月7日にJ8宣言文としてG8首脳陣に提出します。今後の主な予定は以下のとおり。

メディアの皆様へ

Ｊ８各国代表のプロフィールを紹介したビデオや、Ｊ８サミットの様子（放送用クオリティーの素材・サミット期間中は毎日更新）は以下のサイトよりダウンロードしていただける予定です。『www.thenewsmarket.com/unicef/』

また、７月７日に予定されるＧ８首脳へのＪ８宣言提出の模様は、サミット国際メディアセンターに設置される国際放送センターより、報道関係者に映像が提供される予定です。詳しくは、http://summit2008.jpにてご確認ください。その他、日程等につきましては、以下にお問合せください。