昨日6日(日)、3日間にわたる会議の結果J8千歳宣言が完成。本日7日(月)19時すぎ、J8各国と開発途上国の1名、計9名の代表が北海道洞爺湖にいるG8首脳陣に届けます。
7月1日から開催したJ8サミット2008千歳支笏湖。7月3日からいよいよJ8サミットの3つのテーマについての議論が始まりました。会議の初日のテーマは「気候変動」。日本代表チーム「渋渋4」と、ユニセフのJ8ホームページ上で構成された各国代表の混成チームが、それぞれ「気候変動」の現状と課題、解決方法についてのプレゼンテーションを行いました。
つづいて、プレゼンテーションの内容を踏まえたサブテーマごとのグループ・ディスカッション。たとえば、「科学技術」の観点から解決方法を考えるグループでは、原子力発電、代替エネルギーの利用について話し合い、化石燃料の利用による自然環境への影響や安全性の問題について意見を交わしました。
グループごとにまとめられた提言をもとに今後J8宣言にまとめられ、7日にG8首脳陣へ提出されます。
3日の夜は、各国の文化を紹介するカルチュアル・イブニングが行われ、最初に登場したのは日本代表「渋渋4」。まず4人全員により「よさこいソーラン節」を披露したあと、菊池さんと篠生さんが渋谷の高校生の日常生活のプレゼンテーションを、岡君と栗脇君は柔道技を披露し一本背負いを決め、会場から拍手喝采を受けました。ほかにも各国の伝統的な踊りや歌など、バラエティに富んだパフォーマンスがつぎつぎと披露され、会場は熱気につつまれました。
J8サミットが開催されている千歳市では、いたるところにオリジナルバナーや横断幕を掲げ、全市をあげて代表を歓迎してくれています。
J8のホームページでは、サミットで話し合われる3つのテーマについての提言や日本代表への応援などメッセージを受け付けています。
そこで、みなさんのメッセージを読んだ渋渋4の篠生春菜さんのコメントを紹介します。
「サミットの直前、テーマに関する事前勉強や発表の準備で行き詰っていたときに松木小学校の子どもたちのメッセージを読みました。みなさんの世界の問題を解決したいという願いと私たちへの応援メッセージを受け、みなさんの代表として頑張って、問題解決のための成果をあげようと強く思いました。松木小のみなさん、そしてメッセージを送ってくれたすべてのみなさん、ありがとうございます。」
メッセージの受付は終了しました