
【アフリカ栄養危機緊急募金】子どもたちに生きるチャンスを~ウクライナ危機の影響に苦しむ“アフリカの角” /日本ユニセフ協会
急性栄養不良の状態が深刻な地域
エチオピアでは、深刻な食料不安、高インフレ、干ばつなどの気候変動、感染症の発生や武力紛争が大規模な人口移動の原因となっており、複雑で長期化する人道危機が続いています。1,670万人の女性と子どもを含む2,140万人、その他数百万人以上に及ぶ難民や国内避難民が緊急支援を必要としています。急性栄養不良が懸念される地域は複数あるものの、保健医療施設は損傷し、基本的な保健サービスが受けられず、加えて複数の感染症の流行もあり、現状はさらに悪化する恐れがあります。
ソマリアでは、干ばつ、洪水、感染症の拡大、紛争などの影響で、約690万人が緊急の人道支援を必要としています。また、気候変動により440万人が食料不足に苦しみ、160万人の5歳未満児が急性栄養不良の危機にさらされ、そのうち40万人以上が重度の発育不全に陥る可能性があります。避難民危機は年々深刻化しており、既存の380万人の長期避難民に対し、2024年に34万人以上が新たに加わったことも明らかになっています。
マダガスカルでは気候変動による度重なる災害によって470 万人が人道支援を必要としています。過去に発生したサイクロンの影響や2024年の干ばつ、洪水からの回復の遅れにより、食料危機が悪化傾向で、一部の地域では子どもの飢餓率が10~15%と依然として高い状況です。災害による被害を受けた保健施設の修復は急務であり、21万人以上の子どもたちが十分な保健ケアを受けられず、マラリアやポリオ流行の高いリスクにさらされています。
栄養治療センターで急性栄養不良の治療を受ける女の子(エチオピア)
東部・南部アフリカ地域では5,100万人の子どたちがが気候変動、栄養危機、紛争、貧困、感染症などの緊急事態に直面し、支援を必要としています。
ユニセフは2025年、すべての子どもが守られ、権利を享受できるよう、水と衛生、保健、栄養、教育、子どもの保護や開発のためのコミュニケーション(C4D)などを通じた行動変容や政府との連携に取り組んでいます。
ユニセフは、支援を必要とする子どもやその家族へ緊急支援活動を行うための資金を国際社会に要請しています。しかしながら、一刻を争う現地の状況に対し、必要な活動資金は圧倒的に不足しています。最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるために、アフリカ栄養危機緊急募金にご協力をお願いいたします。
栄養危機下にあるアフリカの子どもたちと家族に支援を届ける
ユニセフの活動を支えるため、
みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします。
※2025年1月現在 1米ドル=151円で計算
※輸送や配布のための費用は含まれていません。
※ご寄付の金額は任意です。
寄付するクレジットカード/ネットバンク/Amazon Pay
携帯キャリア決済/コンビニ払い
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口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
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