アフリカ栄養危機緊急募金

アフリカでは今、干ばつや紛争を背景とする大規模な食料危機が発生し、何百万人もの子どもたちが、栄養不良や感染症などで命の危険にさらされています。2017年当初から比べて、ブルキナファソ、チャド、マリ、モーリタニア、ニジェール、セネガルの6カ国では重度の栄養不良の子どもの割合が1.5倍にまで増え、160万人の子どもが急性栄養不良の恐れがあります。ユニセフは目前に迫る危機を食い止め、多くの幼い命を守るために、国際社会に一丸となって取り組むよう、連帯と資金協力を要請しています。

【アフリカ栄養危機緊急募金】みなさまのご支援で、急性栄養不良から回復したレミちゃん

紛争、干ばつ、飢きん、食料の高騰・・・度重なる危機に直面する子どもたち

急性栄養不良の状態が深刻な地域

ブルキナファソ

ブルキナファソでは2018年以降人道危機が高まり、110万人ちかい子どもを含む150万人が紛争の影響を受けており、14万人が食糧支援、栄養支援や衛生サービスなどの救命支援を必要としています。

チャド

230万人の子どもを含む410万人が人道支援を必要としています。チャドでは450万人が食糧不安に直面し、99万人が深刻な食糧難に直面しています。5歳未満の子どもの13.5%が栄養不良で、4%が重度の急性栄養不良です。これらの状況の背景には、気候変動、貧困、不適切な食習慣、安全な水が利用できないこと、衛生・保健サービスを利用できないことが挙げられます。

マリ

2017年国内で人道危機が広がり、77万人が国内での避難を余儀なくされています。同時に、他の地域同様、マリも気候変動に脆弱な国で、洪水や干ばつの危険にも直面しています。これら災害・人道の危機により160万人の子どもが支援を必要としており、17万人の子どもが急性栄養不良の危険に直面しています。

モーリタニア

モーリタニアは2018年から深刻な干ばつの影響を受けており、3万2,000人の重度の急性栄養不良を含む13万人の子どもが今すぐの治療を必要としています。

ニジェール

38万人の子どもが急性栄養不良の恐れがあり、洪水によって60万人の子どもがはしかやコレラなどの危険に直面しています。

セネガル

2017年の降雨量が少なかったため、 “lean season”( 農作物の収穫量が減る時期)の影響が深刻で、食糧不安に直面する人口は2017年25万人から2018年には73万人にまで3倍ちかく増えました。2018年、7万6,000人の5歳未満の子どもが急性栄養不良のリスクに直面しました。

コンゴ民主共和国

コンゴ実主共和国は武装勢力との対立により、暴力が激化しており210万人が避難を余儀なくされています。2018年時点で1280万人が食糧不安と急性栄養不良の危機に直面しており、2017年から1.3倍に増えています。コレラの流行やエボラ出血熱の症例など、多くの感染症へも脆弱であり、多くの子どもが栄養状態だけでなく命の危機に直面しています。

アフリカ栄養危機緊急募金にご協力をお願いいたします

栄養治療センターで急性栄養不良の治療を受けるハワ君(チャド)

西部・中部アフリカ地域は世界の子どもの人口の11%が住んでいる地域ですが、5歳未満児死亡全体の3割をこの地域が占め、42%の妊産婦死亡がこの地域で発生しています。また、学校に通っていない子どもの36%がこの地域に集中しています。西部・中部アフリカでは630万人の5歳未満の子どもたちが急性栄養不良の危険に陥っています。この地域はエボラ出血熱、コレラ、はしかなどの感染症の流行にも脆弱な上に、気候変動や人の動きの変動などによって洪水や地すべりなどの自然災害の危険も増えています。ユニセフは、2019年、すべての子どもが守られ、権利を享受できるよう、水と衛生、保健、栄養、教育、子どもの保護や開発のためのコミュニケーション(C4D)などを通じた行動変容や政府との連携に取り組んでいます。西部・中部アフリカ地域の子どもたちが直面する危機に対応するため、栄養分野については以下を重点的に取り組みます。

ブルキナファソ

  • 6-59ヶ月の子ども13万3,066人に急性栄養不良の治療を提供し、2歳未満の子どもを育てる46万5,000人の妊産婦に食生活指導を行う。

チャド

  • 6-59ヶ月の子ども30万4,600人に急性栄養不良の治療を提供し、14万2,600人にビタミンAのサプリメントを提供する

マリ

  • 5歳未満の子ども17万人が急性栄養不良の治療を受ける

モーリタニア

  • 5歳未満の子ども2万6,930人が急性栄養不良の治療を受け、1万6,234人の妊産婦が乳幼児の食事に関する包括的なパッケージを受け取る

ニジェール

  • 5歳未満の子ども38万166人が急性栄養不良の栄養食プログラムを受ける

コンゴ民主共和国

  • 6-59ヶ月の急性栄養不良の子ども4万8,988人が急性栄養不良の治療を受け、2歳未満の子どもの保護者14万3,522人が乳幼児の食事に関するカウンセリングを受ける

ユニセフは、支援を必要とする子どもやその家族へ緊急支援活動を行うための資金を国際社会に要請しています。しかしながら、一刻を争う現地の状況に対し、必要な活動資金は圧倒的に不足しています。最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるために、アフリカ栄養危機緊急募金にご協力をお願いいたします。

栄養危機下にあるアフリカの子どもたちと家族に支援活動を届ける
ユニセフの活動を支えるため、
みなさまのあたたかいご協力をお願いいたします。

3,000円のご支援でビタミンやミネラルが含まれた微量栄養素パウダー1,000袋に変わります。
5,000円のご支援で重度の栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食147包に変わります。
10,000円のご支援で重度の栄養不良の子どもたちのための治療用ミルク30缶に変わります。
30,000円のご支援ではしかから子どもを守るための予防接種ワクチン833回に変わります。
50,000円のご支援でワクチン用保冷箱28個に変わります。

1米ドル=111円で計算(小数点以下切り上げ)(2019年1月時点)
※輸送や配布のための費用は含まれていません。
※ご寄付の金額は任意です。

アフリカ栄養危機緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「アフリカ」と明記願います。 *窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。