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財団法人日本ユニセフ協会




ミャンマー サイクロン被害第1報
ユニセフ 人道緊急支援開始
 

日本ユニセフ協会 50万ドル(約5200万円)を緊急支出
サイクロンの被害を受けた旧首都ヤンゴン市内の状況。

財団法人 日本ユニセフ協会は、6日(火)、ミャンマーで発生したサイクロンによる被害を受けた子どもたちを支援するため、50万ドル(約5200万円)の緊急拠出を決定しました。

現地時間2日から3日に掛け、最大都市ヤンゴンを含むミャンマー各地を襲ったサイクロン「ナルギス(Nargis)」。ニューヨークのユニセフ本部に5日(現地時間)までに入った情報では、死者数千人にのぼり、また、それをはるかに超える数の行方不明者や怪我人が発生した模様です。道路や電気、通信網などのライフラインも各地で寸断されています。

ユニセフがヤンゴンと地方部に設置する現地事務所は、現地時間5日までに5班の緊急支援チームを編成し、被災各地に派遣。被害状況の確認を進めるとともに、医薬品などの当座の緊急支援物資の提供をスタートしました。今後必要とされる支援活動には、飲料水、衛生設備(トイレ)などの提供のほか、保護者と離れ離れになった子どもたちの保護、学校活動の維持・再開などが見込まれています。