ルワンダの大虐殺から10年というニュースに、なんともいえない思いがよみがえりました。当時、現地からは子どもたちの悲しい写真や話がいくつも届きました。目の前でお母さんが首を切られて殺された子、頭にナタで切りつけられた傷を持つ子…。からだがふるえました。あれから10年…。生きのびた子どもたちは、どんな青年になっているでしょう。少しでも幸せと平穏が訪れていてほしい…。でも、まだ状況は厳しいとユニセフは伝えています。10年の記念式典に参加した先進国の首相はベルギーの首相だけだったといいます。虐殺を止められなかった責任は国際社会にもあります。この悲劇を、みんな忘れてはいけない、と心から思いました。
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