●「タイの輝き」「タイのこもれび」
グリーティング・カード「タイの輝き」「タイのこもれび」は、タイ北部の山岳地帯にくらす人びとが、サー・ペーパーと呼ばれる手すき紙を使い、手作業で仕上げたカードです。原料にはサーの木と呼ばれる、タイ北部に自生する樹木の樹皮が使われており、木を伐採することなく紙を作ることができます。この開発プロジェクトは、少数民族の人びとに働くチャンスを与え、地域が自分たちだけの力で活動することを支援するとともに、そこから得られる収益は、子どもたちへの教育の普及にも役立てられています。
●「ジンバブエのバティック」
アフリカ・ジンバブエ共和国に伝わる伝統工芸品、ろうけつ染め布をカードデザインとして表現しました。布にくり広げられる世界は水の生物をモチーフに、自然のしくみをあらわしています。カード裏にも絵柄をつけ、色はターメリック、クミン、ピメント、こしょうといったスパイスの色をヒントにして作られたユニークなものです。 |