国内のニュース(3)

『生きる、って何?戦争はなぜ起こるの?』
全国の書店で発売!

2004年10月29日、いよいよ子どもたちの声がたくさんつまった本『生きる、って何?戦争はなぜ起こるの?』が全国の書店にて発売されます。

この本は、2004年1月〜8月のあいだ、ユニセフ子どもネットのメンバーを対象に意見をもとめ、子どもたちの声を集めたものです。うれしかったことやかなしかったこと、みんなが大切にしていることや、不思議に思うことはなんですか?———ネットワーカーになげかけたこの質問がきっかけとなって、「いじめがおこるのはどうして?」「どうしてほかの人とくらべちゃうんだろう?」といった、今の子どもたちがかかえている問題や悩み、「なんで学校があるんだろう?」「人はどうして死んじゃうの?」などの子どもたちのそぼくな疑問、おとなでも「う〜ん」と考えてしまうような「戦争はどうして起こるの?」「生きるってどんなことなの?」というむずかしい問題など、とてもたくさんの意見がよせられました。そして集められた意見や疑問をもとに、子どもたちにふたたびなげかけ、みんなの考えがあつまりました。たとえそれが「正解」じゃなくても、おなじ子どもたちだからこそわかる子どもたちの気持ちを大切にし、なるべく手をくわえずに、そのままのかたちで紹介しています。

また、さまざまな場所で活躍する有名人の方がたも、先輩からのアドバイスとして、みなさんの質問や疑問にこたえてくれました。巻末には、子どもの権利を知るうえでの参考資料として「子どもの権利条約」や国連子ども特別総会で子どもたちによって発表されたスピーチ「A World Fit for us 〜わたしたちにふさわしい世界〜」もついています。

この本をつうじて、みなさんが新しい発見をしたり、共感したりできることがひとつでも見つかればいいなと心から願っています。

≪先輩からのアドバイスを書いてくださった有名人の方がた≫

アグネス・チャンさん(日本ユニセフ協会大使)
大久保 真紀さん(朝日新聞社編集委員)
大津 恵子さん(女性の家「HELP」ディレクター)
乙武 洋匡さん(スポーツライター)
竹田 保孝さん(共同通信社編集委員)
日比野 克彦さん(アーティスト)
松岡 修造さん(プロテニスプレーヤー)
葉 祥明さん(創作絵本作家・画家・詩人)
横田 洋三さん(国連大学学長特別顧問、中央大学教授)
(アイウエオ順)


≪本の仕様≫

発売

2004年10月29日

判型

A5判 ページ

価格

1260円(税込)

出版

株式会社主婦と生活社 http://www.shufu.co.jp/

編集・製作 株式会社イーメディア
製作協力 財団法人日本ユニセフ協会

※この本の売り上げの一部は、(財)日本ユニセフ協会を通じて、世界の子どもたちの生命と健康を守る活動に使われます。

この本については、みなさんの家の近くの本屋さんで買うことができます。くわしくは、本屋さんでおたずねください。

もうしこみ書