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支援物資世界の子ども物語
ユニセフ緊急支援(きんきゅうしえん)のお話

2004年12月にインドネシアのスマトラ島でおきた大地震と津波によって、たくさんの人がぎせいになりました。生き残った人たちも、住むところを失い、飲み水と食べ物が足りなくて困っています。さらに、親や家族とはなればなれになってしまった子どもたちが、人身売買(じんしんばいばい)の被害にあうのではないかと心配されています。 

ユニセフは、津波の被害によって苦しんでいる子どもたちを守るため、いろいろな活動をしています。水、薬、テントや毛布を届けたり、子どもたちと家族の居場所をいっしょうけんめい探しています。ユニセフがもっとも力を入れているのは、子どもたちを学校に戻すことです。学校やかわりの教室を建てるお手伝いをしたり、先生1人分と生徒80人分、およそ1クラス分の教科書や文房具が入った「スクール・イン・ア・ボックス(箱のなかの学校)」を配っています。ほかにも、スポーツキットや遊び道具が入っているレクリエーション・キットがあります。

ユニセフ・スリランカ事務所代表のテッド・チャイバンさんはいいます。「津波できずついた心とからだをいやすには、学校に来ることが一番よい方法です。授業をうけたり、友達と遊んだりして、子どもたちは生活が元にもどったと感じることができるからです。」

ユニセフは、子どもたちが一日も早く学校に戻れるように、これからも支援していきます。また、世界の国ぐににも、ユニセフの活動をサポートしてくれるようにうったえています。

最新の情報が届きしだい、ホームページでお伝えしています。また、ユニセフの活動をささえるための、緊急募金もうけつけています。
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