(1)女子教育
女子教育は、女の子と次世代の子どもたちに大きな影響を与え、女の子と女性たちに多くの夢をもたせます。妊産婦の死亡、出産時の死亡を防ぐことができ、教育を受けた女の子が母親になれば、子どもたちの栄養を考えるようになり、子どもたちは健康に育ちます。また、家族の収入が増え、早すぎる結婚を免れ、一人あたりの出産数が減ります。女性の社会参加が促進され、女の子と女性の持つあらゆる権利が尊重されるようになります。
■現状
世界で、初等教育就学率は男子が87%で女子が82%でした。(1998-2002)このような教育での男女格差が、成人の識字率男性85%、女性74%
(2000)という結果を引き起こしてしまいます。 ■ユニセフの目標
(1) すべての女子が学校に入学すること
(2) すべての女子が学校に通えること
(3) すべての女子が適切な教育を受けていることを保障する
■ユニセフの取り組み
ユニセフは、女子差別のない教育の推進、「箱の中の学校」(school-in-a-box)のような教育物資の提供、子どもが学校に通い続けられるように、と「バック・トゥ・スクール」キャンペーンの実施、「子どもにやさしい」学校作りなどを行っています。
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