世界のニュース(1)
「子どもたちのために。平和のために。」
“Unite for children. Unite for peace.”キャンペーンスタート
2006FIFAワールドカップドイツ大会が6月9日からスタートしました。ボールひとつあればどこででも遊べるサッカーは、世界中で子どもたちが大好きなスポーツです。みなさんもサッカーは好きですか?
子どもたちは、狭い路地で、避難民キャンプで、駐車場で、どんな場所でもサッカーをして遊んでいます。今、活躍している有名なサッカー選手の中にも「子どもの頃は、路上で、はだしでサッカーボールを蹴っていたよ」という人もいますね。
どんなに過酷な状況のなかで暮らしていても、子どもたちには、遊ぶ権利があります。そして、貧困や自然災害、紛争やHIV/エイズの脅威と闘う多くの国ぐにで、サッカーや「遊び」が子どもたちを支える大きな力になっています。
1999年からユニセフはFIFAと協力をして、すべての子どもたちが平和にくらせるように、搾取(さくしゅ)や紛争から子どもたちを守るという目標のもとに、これまでにいろいろな活動を行ってきました。どこでも遊べる道具が入った” Sports-in-a-Box”(スポーツ・イン・ア・ボックス)を30カ国以上の国ぐにへ送るなどの支援も行いました。
みなさんもよく知っている、日本と韓国で開催された2002年のワールドカップでは、”Say Yes for Children”(セイ・イエス・フォー・チルドレン:子どもの権利を守るための世界的な誓い※「子どものための10の約束」)を合言葉に、サッカーをつうじて全世界にアピールをしました。
今回は、“Unite for children. Unite for peace.” 「子どもたちのために。平和のために。」をテーマに、サッカーをつうじて、暴力のない、平和な世界をつくることをアピールしていきます。
新しい情報は、日本ユニセフ協会のホームページでしょうかいをしていきます。ぜひ見てくださいね。
※”Say Yes for Children”は、2002年4月からはじまったキャンペーンです。つぎの10の約束にもとづき、世界の子どもたちを守るために、多くの著名人が誓いをしました。
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「子どものための10の約束」とは:
- ひとりの子どももとりのこさない
- 子どもを最優先にしよう
- 全ての子どもが人生最良のスタートを切ることができるようにしよう
- HIV/エイズとたたかおう
- 子どもたちを傷つけたり搾取(さくしゅ)することをやめよう
- 子どもたちの声に耳をかたむけよう
- すべての子どもに教育を
- 紛争から子どもを守ろう
- 子どもたちのために地球を守ろう
- 貧困とたたかおう
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