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ユニセフ子どもネットウェブマガジン
No.28
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世界のニュース(2)

子どもとインターネット
安全に使うことができるための世界でのとりくみ

子どもたちは、インターネットをつかって、自分のことを発信したり、勉強をしたり、友達をつくったりできるようになりました。でも、インターネットには、子どもたちにとっていいことばかりではなくて、危険をもたらすこともあります。

ある調査では、インターネットでチャットをしていた5人の子どもたちのうち1人が、子どもを性の対象と考えるおとなと出会っていたと伝えています。この問題は、世界中でインターネットにアクセスする子どもの数がふえるほど、その可能性もふえていくと考えられています。

この問題についておおくの人に考えてもらうために、毎年2月6日がネットセーフティデイとさだめられ、今年で4年目をむかえました。ねらいは、子どもたちをはじめ、親たちや、先生にも、若者たちがそういったインターネットでおこる危険から、身を守る方法を伝えてもらうことです。また、子どもたちとせっする人たちに、子どもたちはねらわれているということ、そういった子どもたちをどうやって助けたらよいかを知らせていきます。

2007年のネットセーフティデイでは、ヨーロッパにある20社の携帯電話会社が、携帯電話をつかっている若者たちを守るために、よりいっそう努力していくことを約束しました。

ユニセフも、子どもたちが安全にインターネットを使うことができるように努力しています。「インターネットについては、あたらしい問題ばかりで、コミュニティーや政府でも、どうやって解決したらいいか準備ができていないこともしばしばです」ユニセフのプロジェクト担当官のアマンダさんはこのように話しました。アマンダさんの話によると、 親たちへの教育、法律をととのえることなど、子どもたちをまもるためのおおくの対策がすでにとられているということです。

日本でもパソコンや携帯電話をつかった、インターネットにかかわるいろいろな犯罪が伝えられています。今では、おおくの子どもたちがインターネットをつかうようになりました。そのことをうけて、インターネット関係団体や企業によって、子どもたちが安全にインターネットをつかうことができるように、いろいろなくふうがされています。

今なにがおこっているのか、子どもたちにとってどんな悪い影響があるのか、どうやって子どもたちを守っていけばいいのかについて、わたしたちもこれまで以上に知る必要があります。

もっともみじかな問題として、おうちの人やお友だちともはなしあってみてくださいね。

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