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ユニセフ子どもネットウェブマガジン
No.28
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ネットワーカーのニュース(2)

J8に参加した先輩からのメッセージ

2006年、ロシアで開催されたJ8に参加した大久保さんと津久浦(つくうら)さんから、これからJ8への参加を考えているみなさん、J8にメッセージをたくそうと思っているみなさんへのメッセージがとどきました!これから応募しようとおもっている人、メッセージをたくそうと思っているネットワーカーへのはげましのメッセージです。

ディスカッションを終えてみんなでスケートに行った時のようす。中央にうつっているのが津久浦さん(中央右はし)と大久保さん(中央右から2番目)
G8とJ8メンバーとの対談後の各国のJ8の代表が記者会見を行ったようす
(写真:大久保さん)

大久保 依美(えみ)さんからのメッセージ

大久保さん、記者会見前にG8の看板の前で記念撮影

皆さんこんにちは。J8 2006に参加させて頂いた、大久保依美です。 私にとって2006年は本当に素敵な年でした。 理由は、やっぱり、J8に参加できたから!!

大変だった事もいっぱいあったけど、やっぱり振りかえってみると自分を成長させてもらえたと思います。それに日本以外の子ども達と世界の問題について話し合う機会なんてめったにないし、そういった話し合いを通して互いの国を理解しあえる良い機会になったりもして本当に良かったです。あと自分の国も客観的に見つめる事ができました。

J8に参加してなかったら私は子どもネットのこと知らなかっただろうし、本当にさまざまな出会いにもめぐりあえました!!

J8に参加して本当良かったです。たとえ現地に行けなかったとしても、それは胸張って言えるなぁ。コンペティション通過までの過程も私にとってすごく勉強になったし、毎日毎日真剣にチームメンバーと勉強会と意見交換や自分達なりの解決策や提案を考えたり本当に深かったです。

★ネットワーカーのみなさんへ

ネットワーカーのみなさんこんにちは☆

今年の開催国がドイツとかうらやましい!!私も行きたいです 笑” 年齢制限でバッチリひっかかるのでムリですが・・・。

私はネットワーカーの1人でも多くの人に参加して欲しいです。本当に良い経験になるし、今後の自分の活動にも幅が出たり、人との輪も広がったり、とにかくすごいんです!!

私のロシアでの12日間は、本当濃かったです。8カ国の子ども達と真剣に世界の問題について話し合った日々とか、自分のダメなとこ、弱いとこと向き合う良い機会になったり、J8で起こった事全てが全部自分のプラスになりました。ネットワーカーの皆にはネットワーカーとして活動してきた経験とか、他のネットワーカーの意見とかいっぱい活かして、とにかくドイツで大活躍して欲しいなぁ。

なにやら、えらそうに言ってしまいましたが↓↓たくさんのネットワーカーの皆が参加してくれると、すごく嬉しいです!!

≪大久保 依美≫

津久浦弘子さんからのメッセージ

★J8に参加するかどうか迷っている人へ

J8という場は先進8カ国の子ども代表が集まってくるので、とても大きなことのように思われます。もちろん国の代表といわれるからには、責任を持った行動や発言をすることは求められますが、そこでは頭の良さや英語の高度な能力が問われることはまったくありません。求められているのは世界でおきている問題(環境問題、人種問題、感染症etc.)に対する関心と自分の意見、つまり熱意です!本当にそれさえあればJ8に参加する価値があると思います。私はJ8 summit 2006で、まったく違った環境で育った他国の子どもたちがどれだけ地球のことを考えているのか、またどういう性格をしているのかなどという数多くのものを知ることができました。今までメディアを通してしか世界を見てこなかった人も、自分の五感を使って得たものによって新しい世界が広がっていくかもしれません。ぜひ二の足を踏んでいるその足を一歩前へ出してみてください!できる限りのサポートはしたいと思います!

★英語の能力が不安な人へ

英語については、わたしも行く前は非常〜に不安でした。当時の私の英語能力は英検でいう準2級ぎりぎり合格程度。正直に言ってチームの構成によっても変わってきます。

私たちのチームは帰国生が2人、帰国ではないが英語に自信がある子が4人、英語が好き(?)な子2人という状態でした。私は最後の2人に含まれますが、であるとすればそれで十分だと思います。先ほども述べたように、求められているのは熱意です!帰国の子達に比べて苦労することは確かにありましたが、「せめて意見だけは自分の言葉で伝えられるようにしよう」などという目標を作ったり、「自分から会話を持ちかけて、なんとか分かってもらおう」と積極的になれば大きな問題にはならないはずです。J8ではディスカッションだけでなくスポーツや観光など他国の子どもたちと触れ合う時間が十分に設けられているので、そのときに信用のできる友達を見つけておくのもひとつの手かもしれません。

★コンペティションに参加する子へ

既に参加することを決めている人は、メンバーを集めどんどん準備を進めていってください。ひとつめのアドバイスとして、物事を客観的に見ることが一番大切です。物事に集中していると視野が狭くなってしまいがちです。J8で何が求められているのか、J8の主催者が多くの人の中から選ぶとしたらどういう意見をほしがっているかなど、ふと気づいたときに自分のはもちろんチームのみんなの意見も見てあげられるくらいの余裕があるともっといいですね。なんて文字上では難しそうなことをいっていますが、とにかく楽しんでください!こんなによいチャンスは本当にもう無いかもしれません。とくに今高1の人はラストチャンスです。健闘を祈ります!  

その他にも聞きたいことがある人は広報室に連絡をとってください。なるべく私から直接お返事できるようにします。J8のサイトでは分からないことなど、やる気がある人に限ってはなんでもお答えします!

 >>今年のJ8についてもっと知りたい!という人は、こちらを見てね
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J8 は、ユニセフ、モルガン・スタンレー、G8議長国の共同事業です

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