平成18年度秋季ユニセフ・キャラバン・キャンペーンの報告1979年の国際児童年よりスタートし、全国を4年間で一巡している『ユニセフ キャラバン キャンペーン』。2006年の秋は、下記の日程で東北6県を訪問しました。
『ユニセフ キャラバン キャンペーン』では、各県とも一日目には知事・教育長への表敬訪問及び教職員・指導主事対象の研修会、二日目には学校でのユニセフ学習会を実施しました。知事・教育長への表敬訪問では、知事・教育長とのメッセージ交換を行い、県内でのユニセフへの支援に感謝を表すとともに、引き続き一層のご理解とご協力をお願いしました。 県内の教職員、指導主事の方々を対象とした「ユニセフ研修会」では、ユニセフの活動や特長についての説明に加え、ユニセフが推進している地球市民としての自覚などを養うことを目的とした「開発のための教育」の手法を用いて、「子どもの権利条約」についての参加者全員が参加するアクティビティを行いました。 参加者からは「ユニセフの活動について深く理解できた」「子どもの権利条約については知っていたが、改めてじっくり考える良い機会となった」「ほかの学校の先生方の意見を聞いたり、情報交換ができた」など、さまざまな感想が寄せられました。 学校のプログラムでは、ビデオ上映などによるユニセフ活動の説明のほか、ネパールで毎日の水くみに実際に使われている水がめや、マラリアの被害から子どもたちやその家族を守るための蚊帳などの紹介と、緊急支援に関するユニセフの活動を紹介して、世界の子どもたちの現状についての理解を深め、考えていただきました。 写真:©日本ユニセフ協会 学校事業部 |