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2015年度ユニセフリーダー講座のご報告

【2015年8月13日・14日】

今年もユニセフハウスにて夏休みユニセフリーダー講座が開かれました。当日は全国からたくさんの中高生の皆さんが集まり、ユニセフの活動と世界の子どもたちの現状を学び、学校での取り組み方法を考えました。

ゲストコーナーでは横浜国立大学大学院に在籍中のネパール人留学生のエソダ・バスネットさんを講師にお招きしました。ネパールの現状について学んだあと、グループに分かれて「あなたがユニセフ担当官なら」というテーマでネパールに実際に存在する村の学校を例に、現地の子どもたちのために出来ることを話し合い、発表しました。
短い時間での話し合いでしたが、「学校に行くことが難しいなら、村に教員を派遣してはどうか」「女子トイレをつくるなど、女性にも配慮した施設にすべき」「音楽の授業を作って学校をもっと楽しくしよう」「親や教師の教育も重要だと思う」など、子どもたちのことを考えた意見がたくさん飛び出しました。

エソダさんからは、「あきらめないで、やり続けること。現地に行くこと。未来のことを考えること。これがポイントです」というお言葉があり、みなさん決意を固めるように頷いておられました。

講座の終わりには、エソダさんと共に会場全体でネパールの歌「レッサム・フィリリ(飛んで行きたい)」を歌い、ネパール舞踊を踊って楽しみました。

以上で講座は終了となりましたが、講座が終わった後も、日本ユニセフ協会職員や展示ボランティアさんに積極的に質問する生徒さん達の姿があり、熱意を感じる二日間となりました。

来年も夏休みユニセフリーダー講座を開催する予定です。みなさんのご参加をお待ちしております。

写真:© 日本ユニセフ協会

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公益財団法人 日本ユニセフ協会