“すべての人が、安くて安全で現代的なエネルギーを
ずっと利用できるようにしよう”
世界で電力を使えない人は6億7500万人です。
出典:国連広報センター ホームページ「SDGs報告 2023」
世界で使われているエネルギーのうち、再生可能エネルギー(太陽光や風力など、なくならない自然の力)を使って作られたものは、全体の17.7%です。
「7-1」のように数字で示されるものは、それぞれの項目の達成目標を示しています
「7-a」のようにアルファベットで示されるものは、実現のための方法を示しています
7-1
2030年までに、だれもが、安い値段で、安定的で現代的なエネルギーを使えるようにする。
7-2
2030年までに、エネルギーをつくる方法のうち、再生可能エネルギー※を使う方法の割合を大きく増やす。
※太陽光、風力、地熱など、使っても減らず、二酸化炭素を排出しないエネルギー源
7-3
2030年までに、今までの倍の速さで、エネルギー効率をよくしていく。
注:エネルギー効率をよくするとは、同じ量のエネルギー源からより多くの電力や力を生み出せるようにすること
7-a
2030年までに、国際的な協力を進めて、再生可能エネルギー、エネルギー効率、石炭や石油を使う場合のより環境にやさしい技術などについての研究を進め、その技術をみんなが使えるようにし、そのために必要な投資をすすめる。
7-b
2030年までに、さまざまな支援プログラムを通じて、開発途上国、特に、最も開発が遅れている国、小さな島国や内陸の国で、すべての人が現代的で持続可能なエネルギーを使えるように、設備を増やし、技術を高める。
電気やガスがない生活を想像してみましょう。代わりに何が使えるでしょう。それがないことで、どんな危険なことが起こるでしょうか?
電気やガスを使えないことは、人びとの健康に直接大きな影響を与えています。どんな状況になるのか、見てみましょう。
電気が来ていない村と、電気が来た村。その暮らしには大きな違いが生まれます。電気がないことでどんな困難があるのか、西アフリカの国、トーゴからのレポートです。
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