公益財団法人 日本ユニセフ協会
年次報告2023
2023年1月1日~12月31日

for every child すべての子どものために

ユニセフ(国連児童基金)は、
世界の子どもたちの命と権利を守るために
190の国と地域で活動する国連機関です。
開発途上国の支援現場では、
保健、栄養、水と衛生、教育、保護、
緊急・人道支援などの支援プログラムを通じて
子どもたちの健やかな成長を支えています。

日本を含む32の先進国・地域では、
ユニセフ本部と承認協定と協力協定を締結した
「ユニセフ協会」が、
各国の国内法に基づいて活動しています。
ユニセフ協会は、民間のユニセフ支援の公式窓口として、
活動の広報や募金活動を行うとともに、
政府や自治体、企業や市民社会と協働して
子どもの権利の啓発・促進のため
アドボカシー活動に取り組んでいます。

世界で展開されているこうした活動はすべて、
各国政府からユニセフへの任意の拠出金と、
個人・企業・団体などからユニセフ協会へ寄せられる
民間募金に支えられています。
国籍も、民族も、宗教も、関係なく、
いま支援を必要としている子どものもとへ。
ユニセフは今日も、世界中で、
すべての子どもの命と権利に向き合っています。

みなさまが支えた
ユニセフの活動

2023年度に日本ユニセフ協会が
みなさまからお預かりしたユニセフ募金の総額は、
3067,589万円
その86.7%(266億円)は
ユニセフ本部を通じて世界の支援プログラムに、
13.3%は日本国内で
ユニセフや子どもの問題への理解や支援を広げる活動、
日本の子どもたちの権利課題の解決に向けた
アドボカシー活動などに充てられました。

世界の子どもたちへ 86.7% 通常拠出71.3%、緊急拠出20.7%、指定拠出8.0% 国内の活動へ 13.3% 募金活動、広報活動、啓発・アドボカシー活動

2023年度
日本ユニセフ協会 収支報告概要

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