ユニセフ(国連児童基金)は、
世界の子どもたちの命と権利を守るために
約190の国と地域で活動する国連機関です。
開発途上国の支援現場では、
保健、栄養、水と衛生、教育、保護、
緊急・人道支援などの支援プログラムを通じて
子どもたちの健やかな成長を支えています。
日本を含む32の先進国・地域では、
ユニセフ本部と承認協定と協力協定を締結した
「ユニセフ協会」が、
各国の国内法に基づいて活動しています。
ユニセフ協会は、民間のユニセフ支援の公式窓口として、
活動の広報や募金活動を行うとともに、
政府や自治体、企業や市民社会と協働して
子どもの権利の啓発・促進のため
アドボカシー活動に取り組んでいます。
世界で展開されているこうした活動はすべて、
各国政府からユニセフへの任意の拠出金と、
個人・企業・団体などからユニセフ協会へ寄せられる
民間募金に支えられています。
国籍も、民族も、宗教も、関係なく、
いま支援を必要としている子どものもとへ。
ユニセフは今日も、世界中で、
すべての子どもの命と権利に向き合っています。
2023年度に日本ユニセフ協会が
みなさまからお預かりしたユニセフ募金の総額は、
306億7,589万円
その86.7%(266億円)は
ユニセフ本部を通じて世界の支援プログラムに、
13.3%は日本国内で
ユニセフや子どもの問題への理解や支援を広げる活動、
日本の子どもたちの権利課題の解決に向けた
アドボカシー活動などに充てられました。