J7ユース・サミット2015
日本代表の高校生チームがユニセフハウスに集合
国内事前ワークショップ開催
【2015年4月20日 東京発】
子ども版サミット『J7ユース・サミット』5月開催
毎年1回、主要国の首脳があつまって、国際社会全体が抱える問題について議論する「主要国首脳会議(G7サミット)」。そこでは、気候変動や貧困の問題など、子どもたちの生活そして将来にとって直接影響がある課題が話し合われます。このG7に先立って、サミットで話し合われる議題を子どもたちの視点で議論する子ども版サミット『J7(ジュニア・セブン)ユース・サミット』が、5月6日〜14日の8日間、ドイツにて開催されます。
J7には、G7各国からそれぞれ、公募で選ばれた14歳〜18歳の若者6人のチームが参加します。加えて、EUや開発途上国の子どもたちも参加し、参加者は、国籍を越えて交流を深めながらテーマについて集中討議を行い、その成果である「共同声明」をまとめます。
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© 日本ユニセフ協会/2015 |
外務省の方を講師に招き、G7について学びました。 |
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議論を引っ張るまとめ役の足立さん。 |
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事前ワークショップで本番のシミュレーション
出発を間近に控えた4月18日(土)〜19日(日)、日本の代表としてJ7に参加する6人の高校生チームがユニセフハウスに集まり、事前の国内ワークショップをおこないました。ワークショップでは、6月に開催されるG7や世界の子どもたちの状況についての学習、メディアトレーニングなどのほか、J7で議論されるテーマについてさまざまな角度から議論をして理解を深める討議セッションをおこないました。
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教育の問題に関心をもつ佐藤さんはムードメーカー。 |
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ディベート経験豊富な石川さん。 |
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都内の同じ高校に通う6人は、J7参加が決まってから毎週集まって勉強会を開き、お互いにプレゼンテーションをし合ったり、資料を共有するなどして学習を重ねてきました。討議セッションは、ドイツでの本番と同じく、ほぼ子どもたちだけで議論を進めました。自ら用意した資料なども使って真剣に、ときにはクイズを交えて和気あいあいと学びあう時間となりました。
大きな期待を胸に、ドイツへ
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仲間がつけたニックネームは「プログラマー」、堀口さん。 |
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女性の権利やジェンダーに関心があると話す右田さん。 |
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「すべての人にとって公正な世界を実現するには、世界にあるさまざまな共同体(コミュニティ)が、開かれ、持続可能な形で形成され、発展していくことが重要なのではないか」ということをチーム共通のテーマとして考えてきたと語る6人。「いろいろな国の同世代の人たちと、どんな意見交換ができるのか楽しみ」、「抽象論ではなく、具体的な提案をしていくのが大事だと思います」と、ドイツでのユース・サミットへの期待を膨らませています。
5月6日から始まるJ7ユース・サミットの様子は、J7のグローバルサイトやFacebookで随時世界に発信される予定です。
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静かに核心を突く「ジェン トルマン」、山木さん |
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本番に備え、英語での議論にも挑戦しました。 |
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