アグネス大使がフィリピン視察に出発

アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使は、子ども買春の実態と被害にあった子どもたちの回復や予防に向けての取り組みを視察するため、6月2日から7日までフィリピンを訪問します。

フィリピンでは、現在、約6万人の子どもたちが、買春やポルノなどの商業的性的搾取の犠牲になっていると言われています。被害に直面している子どもたちを保護するプログラムが、政府とユニセフ、NGOの連携によって本格的に始められています。子どもたちが性産業に送りこまれることがないよう予防するための教育や被害者の保護、社会復帰など様々な側面から進められているこうした活動には、かつて被害者であった若者などもスタッフとして参加しています。

アグネス大使は、今回、そのフィリピンで、ユニセフと連携するNGOの活動現場をたずね、貧困や教育の欠如などから買春やポルノの被害者となって心身を傷つけられた子どもたちの現状と救援活動をレポートします。