『女性に対する暴力にNO!を:アフリカおよび世界でおこなわれているFGM』

ピュリッツアー賞受賞作家
アリス・ウォーカー氏 講演会 のお知らせ
Stopping Violence against Women: FGM in Africa and the World
by Alice Walker
財団法人 日本ユニセフ協会

 女性性器切除(Female Genital Mutilation : FGM)。聞きなれない言葉かもしれませんが、アフリカ中西部の国々を中心に、女性そして女子に対して行われてきた慣習です。
 女性の性器の一部もしくはすべてを切り取るというこの残酷な慣習は、長い間隠され、何億人もの女性たちが苦痛と健康上の危険にさらされてきました。1980年代半ば以降、WHOやユニセフの調査によってその実態が明らかになるにつれ、この最悪の形態の女性・女子への虐待を廃絶しようという運動が起こりはじめました。FGMは女性に耐えがたい苦痛をもたらすだけでなく、出産時の危険を高め、妊産婦死亡や障害の原因となります。ユニセフも各国で率先してFGM廃絶のために活動を続けていますが、多くの困難も存在しています。
 20年前に『カラーパープル』でアメリカ社会の女性に対する暴力と人種問題を鋭く描き、ピュリッツアー賞を受賞したアメリカの作家アリス・ウォーカー氏は、この問題を小説を通じていち早く世間に知らしめた作家です。
 このたび、著作『勇敢な娘たちに』の新刊に伴って来日されるアリス・ウォーカー氏をお招きして、ユニセフハウスにて講演会を実施いたします。FGMとは何か、アフリカの女性や子どもたちがどのような困難に直面しているのか、私たちにできることは何か…、この問題の根絶に深く取り組まれてきたウォーカー氏からの講演を通じ、皆様とともにこの問題を考えたいと思います。
 どうぞ皆様お誘いあわせの上、多数ご来場いただけますよう、お願い申し上げます。
〔*当日は同時通訳が入ります〕
〔アリス・ウォーカー氏講演会〕
日 時 2003年4月22日(火)午後2時〜4時
会 場 ユニセフハウス1階ホール(JR品川駅より徒歩7分)地図はこちら
主 催 財団法人 日本ユニセフ協会
協 力 FGM廃絶を支援する女たちの会
入場料 無料
定 員 130名(お申し込み先着順)
お申込方法 以下の事項をご明記の上、FAX・電子メール等でお申し込みください。
お申込用紙はこちらからダウンロード
* お名前(複数の場合は代表者名と希望人数をご明記ください)
* 連絡先(ご住所、電話/FAX番号、電子メールアドレス)

● お申し込み先:財団法人 日本ユニセフ協会 広報室
〒108-8607 東京都港区高輪4-6-12ユニセフハウス
FAX:03−5789−2036 / 電子メール:sayyes@unicef.or.jp
【お問い合わせ : 電話03−5789−2016】