ピュリッツアー賞受賞作家 |
アリス・ウォーカー氏 講演会 のお知らせ Stopping Violence against Women: FGM in Africa and the World |
by Alice Walker |
財団法人 日本ユニセフ協会 |
女性性器切除(Female Genital Mutilation : FGM)。聞きなれない言葉かもしれませんが、アフリカ中西部の国々を中心に、女性そして女子に対して行われてきた慣習です。 女性の性器の一部もしくはすべてを切り取るというこの残酷な慣習は、長い間隠され、何億人もの女性たちが苦痛と健康上の危険にさらされてきました。1980年代半ば以降、WHOやユニセフの調査によってその実態が明らかになるにつれ、この最悪の形態の女性・女子への虐待を廃絶しようという運動が起こりはじめました。FGMは女性に耐えがたい苦痛をもたらすだけでなく、出産時の危険を高め、妊産婦死亡や障害の原因となります。ユニセフも各国で率先してFGM廃絶のために活動を続けていますが、多くの困難も存在しています。 20年前に『カラーパープル』でアメリカ社会の女性に対する暴力と人種問題を鋭く描き、ピュリッツアー賞を受賞したアメリカの作家アリス・ウォーカー氏は、この問題を小説を通じていち早く世間に知らしめた作家です。 このたび、著作『勇敢な娘たちに』の新刊に伴って来日されるアリス・ウォーカー氏をお招きして、ユニセフハウスにて講演会を実施いたします。FGMとは何か、アフリカの女性や子どもたちがどのような困難に直面しているのか、私たちにできることは何か…、この問題の根絶に深く取り組まれてきたウォーカー氏からの講演を通じ、皆様とともにこの問題を考えたいと思います。 どうぞ皆様お誘いあわせの上、多数ご来場いただけますよう、お願い申し上げます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||
〔*当日は同時通訳が入ります〕 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||