今、この瞬間も、紛争や貧困の中にいる子どもたちは生命の危険にさらされています。子どもたちはどのような思いで、日々過ごしているのでしょう。しかしそのような中、みなさまからのご支援により、大人の世界の脅威から保護され、健康に成長するまで支えられている子どもたちもたくさんいます。例えば、地道な取り組みが大きな効果につながる予防接種ひとつを例に挙げても、全世界の予防接種率は現在80%に達し年間250万人の子どもたちの命が守られています。みなさまから寄せられる協力、とくに援助国各国に広がるユニセフ継続型募金プログラム参加者(日本ではユニセフ・マンスリーサポーター)からの定期的なご支援は、子どもを取り巻く状況にあわせた息の長い援助活動を大きく支えています。
こうしたユニセフの長期的な活動や継続型支援の存在について、もっと多くの方に知ってもらいたい——この度、アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使とロジャー・ムーアユニセフ親善大使が立ち上がり、日本ユニセフ協会とユニセフ本部による共同制作番組「ボクに、未来をください。」に出演しました。この番組では、アグネス協会大使がフィリピンで遭遇したストリート・チルドレンのメイ(仮名)や南スーダンの元子ども兵士、サンティーノとの出会いを紹介し、過酷な環境の中、懸命に暮らしている子どもたちの姿を伝えます。そして、日々たゆみなく続くユニセフの支援活動を報告し、ムーア大使とともに日本の視聴者の方々へ「マンスリーサポート・プログラム」への参加をよびかけます。
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