横浜会議フォローアップ事業
「国連子ども特別総会」に向けた国内NGO会合開催
昨年12月に横浜で開催された「第2回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議(以下 横浜会議)」から、早いもので3カ月が過ぎました。
当協会も、新年度を迎え、いよいよ横浜会議のフォローアップ事業を本格的に開始することとなりました。その第1弾として、先ず、5月8日から10日までニューヨークで開催される「国連子ども特別総会」に日本国内のNGOの意見を反映させるべく、4月25日(木)に下記の要領で、関係NGO会議を開催します。
横浜会議は、ご承知の通り(1)総参加者数、(2)NGOの参加、(3)子ども参加、のいずれの面からも前回のストックホルム会議を上回る大きな進展が見られ、成功裡に終了しました。135か国の政府(前回のストックホルム世界会議では122ケ国)、283のNGO(国外から148のNGO、日本から135)および23の国際機関から総計3050人(前回は2200名)の参加者を得たことは、この問題に対する取り組みと関心がいかに高まっているかを示しました。9月11日の米国同時多発テロの3か月後という開催時期を考えると、実際の高まりはこの数字以上のものであったかもしれません。また、35か国から93名の子ども・若者代表(11〜25歳)が本会議の正式な参加者となった横浜会議は、「子ども参加」の観点からも飛躍的な進展があったと評価されています。
横浜会議において高まった気運を活かし、「子どもの商業的性的搾取」根絶のための活動をさらに展開していくことは、当協会の責務でもあります。4月25日の会合では、横浜会議の成果を「国連子ども特別総会」にいかに活かすかについて、関係NGOの皆様のご意見をうかがいたいと思います。
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