世界では、4億人以上、 5人にひとりの子どもが、 紛争地帯で暮らしています。
また、学校に通っていない子どもの3人にひとりは 紛争や自然災害の影響を受ける国に暮らしています。
激戦が続くウクライナ東部ハルキウに暮らす
バディム君は、シェルターとなっている
地下鉄の構内で毎日を送っています。
家族と安心して自宅で過ごしたり、友達と遊んだり、学校で勉強したり。
子どもとして当たり前の時間を奪われた彼にとって、
ユニセフが設置した「子どものための空間」が心許せるひと時を届けています。
サジャさんが7歳の時、シリアで内戦が始まりました。
戦闘に巻き込まれて片足を失ったサジャさんの夢は、
体操のコーチになることです。
どんな困難も、彼女を止めることはできません。
サジャさんは、今、夢を叶えるため、
ユニセフが支援する学校に通います。
予防できるはずの感染症で失われる命。
一日一食もままならない貧困。
家庭や学校、インターネット上で繰り返される暴力。
気候変動で多発する大規模な自然災害。
戦争や紛争とは無縁の国々でも、
多くの子どもの「平和」が脅かされています。
ユニセフは、
戦争や紛争が続く国はもちろん、
経済的に豊かで一見「平和」な国々でも、
すべての子が、子どもらしく生きられる環境のため、
子どもたちの心や日常に「平和」を取り戻すために、
子どもたちが社会を変える力となるように、
約190の国と地域で活動しています。
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- 困難な状況下でも子どもたちが勉強を続けられるよう、公式・非公式の教育環境の整備、教材や通学カバンなどの支援
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- 親と離れ離れになった子どもたちを保護し、家族と再会するため支援や心のケア
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- 予防接種の実施や、栄養不良に陥った子どもの治療、微量栄養素の配布
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- 安全な水を利用することができるよう給水所の設置や給水車の派遣、浄水剤の提供
緊急下の子どもたちをはじめ、
すべての子どもたちが未来への公平なチャンスを得られるよう、ユニセフは、病気の予防や治療、水と衛生・栄養知識の普及、教育の機会の提供など、幅広い活動を行なっています。
こうしたユニセフの継続的な活動を
最も力強く後押しする協力方法が
「ユニセフ・マンスリーサポート・プログラム」です。
たとえば、月2,000円のご協力が、1年間で、
緊急下の子どもたちを寒さから守る大判の毛布34枚分、
あるいは、生徒40人分の教材と学用品が入った
「スクール・イン・ア・バッグ」2セットに変わります。
※ご寄付の金額は任意です。 ※輸送や配布のための費用は含まれません。
※2024年1月現在の価格 ※1米ドル=140円で計算
- 重度の急性栄養不良の治療を受けた子ども
- ポリオやはしかなどのワクチンの供給数
- ユニセフの支援を受けた保健施設で
産まれた子ども
- 人道危機下で安全な飲料・生活用水を
届けられた人
写真クレジット(左上から): ©UNICEF/UN0633022/Nicodim, ©UNICEF/UN0126740/Brown, ©UNICEF/Video, ©UNICEF/UNI52605/I Dream of Peace (Publication), ©UNICEF/UNI53623/I Dream of Peace (Publication), ©UNICEF/UNI185713/Panday. ©UNICEF/UN073067/Romenzi, ©UNICEF/UN055818/Al-Issa, ©UNICEF/UN0237265/Figula, ©UNICEF/UN08278/Khuzaie, ©UNICEF/UN0846996/Dejongh ©UNICEF/UN08249/Khuzaie, ©日本ユニセフ協会
※本ページの内容は2024年1月現在のデータに基づいて制作されています。