世界の子どもの生存状況は、この四半世紀でめざましく改善しました。しかし改善の度合いは全世界で一様ではなく、子どもの死がより貧しい地域へと急速に集中しつつあります。
日本でなら当たり前に受けることができる予防接種を受けられず、世界では年間150万人もの5歳未満児が、予防可能な病気によって命を落としています。出典:ユニセフ『世界子供白書』2017
世界の乳幼児の4人に1人、1億5,500万人が慢性栄養不良に陥っています。そのうち実に1億2,200万人が紛争下の国に暮らしています。出典:ユニセフ『世界子供白書』2017
下痢による幼い子どもの死亡数は年間48万人。その6割が池や川などの不衛生な水しか飲めなかったり、トイレがなかったりするために起きています。出典:ユニセフ・WHO『衛生施設と飲料水の前進』2017
最も弱い子どもたちに支援を届ける
取り組みは、最も多くの命を守る
効果的な支援につながります。
ユニセフは、どんなに貧しい遠隔の村でも子どもたちの命が等しく守られるように、基礎的な医療ケアを地域の中で、地域の人々の手で行えるしくみづくりに力を入れています。
ユニセフの支援によって、たとえばアフリカ南部のマラウイでは、1万人を超える地元出身の保健員が誕生し、アクセスの難しい4,300の村で簡易診療所を開設、予防接種や子ども健康デーの実施などさまざまな支援を組み合わせた結果、子どもたちの生存率が十数年で7割近くも向上しました。
3つの病気から子どもの命を守る予防接種用ワクチン111回分に変わります。
村々の簡易診療所で働く保健員2人に技能研修を実施できます。
子どもの免疫力を高めて病気を防ぐビタミンA (1年分) 5,000人分に変わります。
袋を開けてすぐに食べられるペースト状の栄養治療食892袋に変わります。
きれいな水で子どもたちの健康を支える手押しポンプ式井戸の器材1基分に変わります。
※ご寄付の金額は任意です。
※輸送や配布のための費用は含まれません。
※2018年5月現在の価格
日本の皆さまのあたたかいご支援のもと、日本ユニセフ協会からユニセフ本部への拠出額は毎年、世界34のユニセフ協会の中でトップレベルを維持しています。
収支と活動について詳細をご報告しています。 >※1 新公益法人会計基準に則り、公益目的事業会計に配賦されている、事務運営費(正味財産増減計算書の光熱水費、火災保険料、施設管理料、建物減価償却費、什器備品など減価償却費)及び人件費(給料・報酬、福利厚生費、退職給付費用、賞与引当金繰入額)。
※2 2017年のユニセフ本部への拠出金
14,700,000,000円は、公益目的事業会計の経常費用計
18,171,741,749円の80.9%、ユニセフ募金
17,946,679,349円の81.9%にあたります。
250万人の子どもが重度の急性栄養不良の治療を受けました。
1,360万人の子どもがはしかの予防接種を受けました。
2,990万人の人々が安全な水の提供を受けました。
550万人の子どもが正規・非正規に関わらず、教育を受けました。
280万人の子どもが心理社会的ケアを受けました。
※2017年1月~10月までの10ヵ月間の成果の一例
当協会への寄付金は、従来の「所得控除」に加えて「税額控除」のどちらか有利な方式を選択いただくことができます。「税額控除」を選択されると、多くの場合、従来よりも控除額が大きくなります。
例えば、税額控除を選択された場合、10,000円のご協力で、年間最大3,200円の所得税が控除されます。源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
※お申込みいただいた募金は、ソフトバンクを通じて日本ユニセフ協会へ寄付されます。
※継続寄付を複数回お申込みされた場合、最後の一口分のみが翌月以降も継続寄付の対象となります。
ユニセフ募金は税額控除の対象となり、年間の寄付合計額-2,000円の40%が所得税額から控除されます。たとえば、月々1,000円のご支援で、年間最大4,000円が所得税額から控除されます。
確定申告にて寄付金控除を受けるためには、当協会が発行する領収書が必要です。
募金のお申込完了ページにて、「団体からの領収書を希望する」ボタンを押し、注意事項に同意の上、領収書をお申込みください。領収書はソフトバンクから当協会へ入金後に発行します。都度寄付は募金のお申込みから通常約2〜3か月後に、継続寄付は、その年1月〜12月に当協会が受領したご寄付の領収書を翌年1月にまとめてお送りします。
継続寄付にお申込みいただいたご支援者の皆さま(月額500円以上)で、領収書発行を希望された方には、ご参加期間中、広報誌「ユニセフ・ニュース」をお送りします。