数万人に対し医師1人という国も
珍しくありません。
村へ家庭訪問に訪れた地域保健員がジャクトンの体温と呼吸数を測ったところ、肺炎の症状でした。
保健員は電話ですぐに保健センターに対処方法を確認し、薬をジャクトンに投与し、母親にも薬ののませ方を説明。さらに、衛生環境が行き届かない場所での病気の防ぎ方も指導しました。
先進国では治療も予防も可能な肺炎・下痢・マラリア。
世界では、2017年の乳幼児死亡総数の約3割の150万人以上が犠牲になっています。
その8割以上をサハラ以南のアフリカと南アジアの、世界でも貧しく厳しい環境で生きる子どもたちが占めています。
数万人に対し医師1人という国も
珍しくありません。
サハラ以南のアフリカ諸国のデータ。
病気になっても適切な治療を受けられない 子どもが過半数を占めています。
ユニセフは、地元出身の医療人材の育成や
予防接種の推進など、命を守る 実効性の高い取り組みを実施しています。
幼い子どもたちにとって一番の脅威。
早期治療と新ワクチンで守ります。
世界の乳幼児の命を最も多く奪っている肺炎。早期の発見と薬の投与が生死を分けます。
近年では予防用ワクチンの普及も進んでいます。
先進国ではまず死に
治療とともに安全な水の確保を。
毎日1,200人の5歳未満児が下痢で亡くなっています。原因の6割は水と衛生環境の不備。
ORS(経口補水塩)や予防接種で命を守る一方、井戸や水道、トイレの整備が急務です。
蚊が媒介するマラリアは抗マラリア薬と
防虫処理済みの蚊帳で撃退。
アフリカをはじめ熱帯・亜熱帯地域の子どもの命を脅かすマラリア。発症後24時間以内に薬を投与しないと死のリスクが高まります。
蚊帳の使用は最も効果的な予防法です。
ユニセフは世界各地で、
その後、薬や器材を託して
村々を巡回してもらっています。
例えば…
子どもの最大死因である
3つの病気を見分け、対処
病気が重症の場合の搬送
保健センターと連携して
予防接種デーを開催
衛生や栄養の知識を広めることで、
病気にかかりにくい環境を整える
子どもの命を最も多く奪う病気、肺炎の治療薬61人分に
病気やけがの治療に使う救急医薬品キット1セットに
下痢による脱水症から幼い命を守るORS (経口補水塩) 1,427袋に
マラリアの感染率を大幅に下げる防虫処理済みの蚊帳138張りに
地域保健員15人に子どもの病気への対処法の研修を1日実施できます。
※ご寄付の金額は任意です。 ※輸送や配布のための費用は含まれません。 ※2019年5月現在の価格。
日本の皆さまのあたたかいご支援のもと、日本ユニセフ協会からユニセフ本部への拠出額は毎年、世界33のユニセフ協会の中でトップレベルを維持しています。
収支と活動について詳細をご報告しています。 >※1 新公益法人会計基準に則り、公益目的事業会計に配賦されている、事務運営費(正味財産増減計算書の光熱水費、火災保険料、施設管理料、建物減価償却費、什器備品など減価償却費)及び人件費(給料・報酬、福利厚生費、退職給付費用、賞与引当金繰入額)。
※2 2018年のユニセフ本部への拠出金
15,680,000,000円は、公益目的事業会計の経常費用計
19,267,063,686円の81.4%、ユニセフ募金
19,204,354,529円の81.6%にあたります。
260万人の子どもが重度の急性栄養不良の治療を受けました。
470万人の子どもがはしかの予防接種を受けました。
3,530万人の人々が安全な水の提供を受けました。
310万人の子どもが心理社会的ケアを受けました。
590万人の子どもが正規・非正規に関わらず、教育を受けました。
※2018年1月~10月までの実績
当協会への寄付金は、従来の「所得控除」に加えて「税額控除」のどちらか有利な方式を選択いただくことができます。「税額控除」を選択されると、多くの場合、従来よりも控除額が大きくなります。
例えば、税額控除を選択された場合、10,000円のご協力で、年間最大3,200円の所得税が控除されます。源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。
※お申込みいただいた募金は、ソフトバンクを通じて日本ユニセフ協会へ寄付されます。
※継続寄付を複数回お申込みされた場合、最後の一口分のみが翌月以降も継続寄付の対象となります。
ユニセフ募金は税額控除の対象となり、年間の寄付合計額-2,000円の40%が所得税額から控除されます。たとえば、月々1,000円のご支援で、年間最大4,000円が所得税額から控除されます。
確定申告にて寄付金控除を受けるためには、当協会が発行する領収書が必要です。
募金のお申込完了ページにて、「団体からの領収書を希望する」ボタンを押し、注意事項に同意の上、領収書をお申込みください。領収書はソフトバンクから当協会へ入金後に発行します。都度寄付は募金のお申込みから通常約2〜3か月後に、継続寄付は、その年1月〜12月に当協会が受領したご寄付の領収書を翌年1月にまとめてお送りします。
継続寄付にお申込みいただいたご支援者の皆さま(月額500円以上)で、領収書発行を希望された方には、ご参加期間中、広報誌「ユニセフ・ニュース」をお送りします。