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財団法人日本ユニセフ協会

ユニセフについて 主な活動分野

予防接種で生命を守る

予防接種事業はユニセフの活動の中で、もっとも成果をあげてきた活動のひとつです。 過去20年間に、予防接種によって、2000万人以上の子どもの命を守ることができたと推定されます。 ユニセフは、開発途上国の子どもたちの40%をカバーできるだけの予防接種用ワクチンを調達し、各国での大規模な予防接種事業を強力に推進しています。

はしか、ポリオ、結核、破傷風、百日咳、ジフテリア。これら6種類の病気に対する基本的な予防接種がおこなわれているほか、予防接種の場を利用して、子どもの免疫力を高めるビタミンAの投与も広く実施されています。

予防接種を受けさえすれば救える命。 前進の一方で、いまだ予防接種を受けられない子どもは2630万人以上にのぼり、年間140万人の子どもの命が予防接種で防げたはずの病気で失われています。

ユニセフは、予防接種率を限りなく100%に近づけるため、ワクチンや必要な器材の提供、保健所などの施設の整備、保健員のトレーニングやサービスの向上、住民への啓発などの努力を続けています。

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