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【2016年4月17日 ジュネーブ発】
©Unicef Ecuador/2016
エクアドルで発生した地震によって倒壊した建物。
2016年4月16日の現地時間午後18時58分、マグニチュード7.8の地震がエクアドル沿岸部を襲いました。震源の深さは約20km。その後も余震が続き、最大でマグニチュード5.4の余震が報告されています。
今回の地震は、エクアドルではここ数十年でも最大規模で、震源から169km離れた首都キトでも大きな揺れを観測しました。また、コロンビアとの国境地帯でも揺れを観測し、ペルーでは一時、津波警報が発令されていました。米国地質調査所(USGS)によると、地震を観測した地域に住む人口は1,520万人。そのうち、48万5,000人が非常に強い揺れに襲われたとみられています。
エクアドルの地震被災地へ向かうユニセフのスタッフ。
確認される被害状況は刻々と変化しており、死者数はすでに200人を超えています。ユニセフ(国連児童基金)は、エクアドル政府が国連に対し被災状況の調査と支援調整を要請したことを受け、他機関と連携しながら政府による災害対応への支援を開始しています。
現在、ユニセフ・エクアドル事務所の緊急支援専門家が、被災地の状況を確認するため現地に向かっています。
通常、こうした災害時の緊急支援では、ユニセフは水、衛生、子どもの保護など、子どもに関連する分野の支援を主導します。
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日本ユニセフ協会は、エクアドルの地震被害に対応するユニセフの活動を支える緊急募金を受け付けています。ユニセフ『自然災害緊急募金』へのあたたかいご協力をお願いいたします。
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