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【2016年11月22日 アンマン(ヨルダン)発】
© UNICEF/UN033494/Al Khatib
シリアとの国境に近い、ヨルダンのザータリ難民キャンプにて水を汲む子どもたち。
ユニセフ(国連児童基金)を含む国連機関は22日、共同声明を発表し、ヨルダンとの国境近辺で足止めされているシリアの人々、8万5,000人に対する緊急人道支援が再開されたことを明らかにしました。
人道支援が再開して2日目となる昨日は、食糧などトラック10台分の支援物資が、国境近辺で避難生活を送る家族に届けられました。この地域の人々への支援は、8月に行われた2日間の一時的な支援を除いては、6月以降ほとんど届けられていない状態でした。
© UNICEF/UN033493/Al-Koud
ザータリ難民キャンプで遊ぶ男の子。
ユニセフは、国境近辺で足止めされているシリアの子どもたちの健康状態を、深く憂慮しています。冬期は子どもたちが急性呼吸器感染症などの病気に罹りやすくなる時期です。ユニセフ職員によると、現地に向かう際に計測した気温は摂氏マイナス2度で、日中は冷たい風と砂嵐が吹き荒れたと言います。
人道支援の再開を受けて、ユニセフは子どもたちとその家族に対して次のような支援をしています。
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