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指定募金生活協同組合からの募金で、アジアの貧しい女性の自立支援を行っています。 ネパール指定募金ネパールの農村女性による村づくりを応援しよう!ネパールでは、人口の半数近くが1日1米ドル以下の貧しい生活を送っています。女性の地位が低く、女の子が学校に通えない、早婚、 意思決定が男性に握られています。地域や男女間の格差が大きく、 貧しい地域では特に社会サービスが受けにくくなっています。子どもの約半数は栄養不良で、5歳になる前に約12人に1人が命を落としてしまいます。女の子の3人に1人は学校に行っておらず、4人に3人の女性が文字の読み書きができません。 ユニセフは、貧しい村の人々が主体的に開発計画を作り、村の状況を改善していくくための支援活動を行っています。 支援活動のあれこれ●住民による村の調査と開発計画づくり
●村の開発計画に対する支援
|先頭に戻る| 東ティモール指定募金東ティモールの女性の識字教育を応援しよう!東ティモール成人の識字率は50〜60%で、女性は3人に1人しか字を読むことが出来ません。生協の支援を必要としている東ティモールでは、1999年の国民投票でインドネシアから独立を決めたときに、インドネシアと併合することを望む民兵が大規模な破壊活動を行いました。部分的、全面的に校舎などを破壊された学校は95%、そして中学校教師は80%がインドネシアに戻ってしまい、教師の質が低くなり就学率も下がってしまいました。東ティモールは貧しく、男性が優位の社会です。そのため、女性と子どもはいつも服従的な立場で、権利も剥奪されてきました。ユニセフは教育を受ける機会を持てなかった女性が読み書きできるようになるよう支援を行っています。 識字教育のあれこれ●識字クラス
●ラジオを使った社会への働きかけ「女の子は学校に行く必要ない」と思っている社会を変えないと、女の子が学校に通うことは難しくなってしまいます。そのため、色々な困難を乗り越えて夢に向かって学校に通う女の子の物語をラジオで流して、女の子が学校に行く大切さをわかってもらうよう呼びかけています。ラジオを使うのは、東ティモールではテレビや新聞はほとんど普及しておらず、ラジオは60%普及しているからです。また、文字が読めない人にとってラジオは重要な手段だからです。 ●経済活動の支援識字クラスで一緒になった女性グループが織物や裁縫などの小事業を始めるときに、ユニセフは資本金を提供したり、経済活動などの研修を行っています。経済活動の研修では、事業の管理の仕方や簿記について学びます。この事業の収入は子どもとの生活のために使われます。
|先頭に戻る| ラオス指定募金ラオスの農村女性による村づくりを応援しよう!ラオスの農村に暮らす女性は、早朝からお米の脱穀、家族の朝食作り、家畜の世話と忙しく働きます。日中は幼い子どもの世話もしながら、畑仕事や水くみ、薪はこびなどの仕事をします。毎日の重労働に追われる女性は、妊娠中や出産後も十分なケアを受けることができず、子どもの健康に影響を及ぼします。 病院も保健センターもない村で、子どもが病気にかかったとき、薬を買いに町まで行くのは、ほとんどの場合が母親です。町では不当な高額で薬を買わされることもあります。 村にお米が不足して家族の食糧が底を尽きたとき、となり村までお米を借りる交渉に行くのも、ほとんどの場合が一家の母親です。借りたお米は高い利子をつけて、次の収穫時に返さなければならず、家族はいつまでも米不足に悩まされます。 女性による村づくりあれこれ●村の調査と計画子どもの栄養、予防接種普及率、トイレ普及率、小学校就学率などを村ごとに調査し、村の子どもと女性の暮らしをよくするための計画を立てます。 ●保健員を育てる
●米銀行の設置米不足の村に米銀行を設置します。ユニセフは米銀行におく当初のお米を提供し、米銀行の管理者を育てます。その後、村で米銀行を運営します。 ●貯蓄と小額融資融資を受けるグループ(女性5人で1組)をつくります。グループのメンバーは毎週ミーティングを開き、毎月少しずつグループの貯蓄をします。メンバーは順にグループの貯蓄から融資を受け、それを元手に農業や畜産業を行い収入向上活動をします。
|先頭に戻る| ベトナム指定募金(2003年で募金活動終了)ベトナムの農村女性の子育てを応援しよう!
ベトナムには54の民族が暮していますが、人口の12%は53もの少数民族です。少数民族の多くは、北部や中部の山岳地帯に住んでいます。少数民族の村で古くから続く慣習のために、子どもが病気にかかりやすくなったり、女性の出産環境が整っていなかったりします。さらに、文字(ベトナム語)を読み書きできない少数民族の村では、家族の生活に大切な情報が入りにくいといった問題もあります。また、農村の女性は朝から夜まで、畑仕事と家事に追われ、幼い子どもの面倒を見る時間がなかなかとれません。 ユニセフは、農村の貧しい女性を対象に、子育てを応援する活動を行っています。 女性の活動あれこれ●融資活動5歳未満の幼い子どもを持つ母親10〜20人のグループをつくります。ユニセフから融資の元金をグループに貸出します。グループの女性が順に融資を受け、豚やアヒル、鶏などの家畜を育てたり、小規模なお店を開いたりして収入向上活動を行います。 収入が増えると、子どもの栄養改善、教育、家族の健康向上などに役立てることができます。融資は毎月利子をつけて返済します。グループからの返済金は、新しくできたグループで使う融資の元金へと回ります。 ●「生存の知識」の普及
●識字教育読み書きのできない成人女性のための識字教室を開きます。識字教室では、生活に必要な知識について学びます。 ●乳幼児ケアグループ畑仕事に忙しく、乳幼児の世話に十分な時間がとれない母親が集まって子育てのグループをつくります。グループメンバーはお互い助け合って、子育てを分担します。 |先頭に戻る| インド指定募金(2004年で募金活動終了)ビハール州の貧しい女性の自立を応援しよう!インドの成人女性の識字率は54%、約2人に1人は読み書きができません。生協が支援しているインド北東に位置するビハール州、ジャルカンド州は、インドで最貧の州といわれインドの中でも特に子どもと女性の状況が厳しく、住民の6割は1日1米ドル以下での貧しい生活を送っています。女性の識字率も、ビハール州33%、ジャルカンド州39%と低く、女性は文字が読めないために、子どもの病気や栄養に関する知識が不足したり、高利貸に不当な扱いを受けたりすることがあります。 女性のグループ活動あれこれ●貯蓄と融資活動貧しい女性の5人グループをつくり、1人毎週2〜10ルピー(約5〜25円)ずつ貯蓄をします。その5人グループをさらに4〜8つ集めて、大きなグループにし、貯蓄の管理をグループリーダーが行います。貯蓄がたまると、メンバーは順に貯蓄の中から融資を受けることができます。 融資を受けた女性は、収入向上活動にとりくみます。水牛、ヤギなどの家畜を育てたり、自宅でお店を開き、お菓子やジュース、雑貨などを仕入れて販売します。融資は、利子をつけて返済し、返済金は次の女性への融資に回り、利子はグループの運営費となります。 ●井戸や灌漑施設の管理
●識字教育
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