「子どもたちに対する暴力をなくすための行動計画」(子ども版)
2019年に実施した子どもパブコメにお寄せいただいた900を超えるご意見は、子どもに対する暴力をなくすための計画を作るおとなたちに届けられました。
みなさまの声が計画づくりに大きく役立ち、「子どもに対する暴力撲滅行動計画」として形になりました。
たくさんのご意見を本当にありがとうございました。
2021年8月
ご意見の一部はこちらでも紹介しています。
これは、2030年までの世界共通の目標、
「持続可能な開発目標(SDGs)」
に掲げられた目標の一つです。
日本でも今、この目標の達成に向けた計画*づくりが、
政府や専門家、企業やNGOの人たちも参加して、
進められています。
*「子どもに対する暴力撲滅行動計画」
-
-
パブコメ(パブリックコメント)とは、国の計画などをつくる時の参考にするために、多くの人たちの意見を聞くことです。
この「子どもパブコメ」は、子どもに対する暴力をなくすための計画作りのために、日本の子どもたちから意見を聞く取り組みで、日本ユニセフ協会とYahoo!きっずが協力して実施しています。
-
-
-
たとえば、以下のような質問をしています。小学生でもわかるような言葉で書かれています。
- 子どもに対する暴力をなくすために、おとなにしてほしいことは何ですか?
- 子どもに対する暴力をなくすために、子どもたちにできると思うことは何ですか?
- これまでに暴力を経験したり、まわりで見聞きしたりしたことがありますか?
-
-
-
虐待、体罰、いじめ、性的搾取などのことです。身体的暴力だけでなく、精神的なもの、ネグレクトなども含みます。みなさんが、これも暴力だ、と思うことがあれば、是非教えてください。
-
-
-
全部に回答しなくても、答えられる質問だけで大丈夫です。
-
-
-
みなさんから集まった意見は、Yahoo!きっずと日本ユニセフ協会が責任を持って、国内行動計画作りを進めている円卓会議に届けます。
-
子どもには暴力から守られる権利があることは、「子どもの権利条約」にも定められています。
子どもに関係することを決める時に、子どもの意見を聞くことは、条約の基本的な考え方の一つです。
子どもの権利条約
第12条「意見を表す権利」
子どもは、自分に関係のあることについて自由に自分の意見を表す権利をもっています。その意見は、子どもの発達に応じて、じゅうぶん考慮されなければなりません。
(子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳より)
パブコメの募集は終了しました。
たくさんのご意見を
ありがとうございました。
報告記事はこちら