岐阜県立飛騨高山高等学校、定時制
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飛騨高山高等学校の先生から、活動報告をいただきました。
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岐阜県立飛騨高山高等学校、定時制の取り組み
保健の授業での学びと文化祭での募金活動
「保健の授業」(8月29日実施)
教科書『最新高等保健体育』(大修館・保健編)の「生涯を通じる健康」の「10さまざまな保健活動や対策」(ねらい:民間機関・国際機関などの保健活動や対策について例をあげて説明できる)において、発展途上国の子どもの栄養改善や病気の予防のために活動するUNICEF(国連児童基金)などさまざまな国際機関があることを学習する際に、学校に送付されてきた「紛争下の子どもたちに教育の機会を!」(ユニセフ広報紙)を紹介した。授業では、UNICEFが開発途上国や内戦で被害を受けている子どもの支援を活動の中心としていることを伝えた。
授業の後、現地で活動するユニセフ日本人職員からの現地最新レポートをクラスの掲示板に貼り、募金活動することで、紛争下で勉強ができない子どもたちを支援できることを伝えた。
文化祭での募金活動
本校の生徒会(2〜4年生7名)は、4月下旬、熊本被災者支援募金活動を行った。被災者の気持ちを思いながら、自分たちのできることは何かを考えての行動であった。
今回、文化祭の機会に、保健の授業で学んだ「紛争下の子どもたち」の気持ちを思い、自分たちにできることとして、生徒会を中心に募金活動をすることになった。募金箱を作成、募金場所に主旨が分かるような表示を作成して準備した。
文化祭当日の10:00〜15:00、16:30〜17:30の時間に、定時制クラス展示付近で、1年生から4年生までの生徒や、文化祭を見にきてくれた保護者や地域の方にも呼びかけて募金をお願いした。
募金活動をした生徒の感想には、次のような内容があった。
- 今回のような活動が、世界の貧しい子達を救うことに少しでも繋がれば良いと思いました。
- 海外の子ども達への募金活動ということで、国内とは違い、視野が広がり、僕にとって貴重な経験となりました。
- 在校生や来客の方が訪れる定時制の展示の前で、募金箱を持って呼びかけをしたり、看板にユニセフについての資料を貼り、すぐ目につくように工夫しました。
募金額は、14,474円となった。
募金をしてくれた皆さんへの報告として、飛騨高山高校「定時制」のホームページに活動の様子、募金額、御礼の言葉を掲載した。
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学校に秋にお届けしたユニセフ本部からのお便りや現地レポートなども活用いただき、また文化祭では募金箱の制作や周知の工夫など心のこもった活動をしていただき、本当にありがとうございました。
世界中の子どもたちが、子どもらしく健やかに成長することができるように、これからも一緒に活動していきましょう!