世界のともだち

スタディツアー視察報告

モンゴル  スタディツアー報告  (2006年7月23日〜29日実施)

2. 子どもの保護

子どもの裁判前の拘置センター

ウランバートル郊外に2006年にユニセフの全面支援で建てられたものです。以前は隣接する大人用拘置センターに、子どもであっても一緒に収容されていました。換気もほとんどない非衛生な環境から一転して、新しいセンターには大きな窓のある明るい部屋が並んでいました。別室に補充教育のための学習室も設けられ、拘置中でも学校の勉強に遅れないように配慮されています。もともと学校に通っていない子どもにも教育の機会が与えられ、また、社会復帰のための生活教育を受けることができます。

拘置センター房内
拘置センター勉強室壁面

CSEC少女の更生プログラム

商業的性的搾取(CSEC)の犠牲となった少女たちを保護し、更生させる活動を行なっているワーキング・グループの施設を訪れました。スタッフは日本を始め、各国のボランティアの人たちと協力して、少女たちに語学学習などの知識を習得させるとともに、美容師や調理師の道が開けるよう技能訓練を施していました。

授業風景
家庭科室

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日本ユニセフ協会