スタディツアー視察報告
カンボジア スタディツアー報告 (2009年7月19日〜26日実施)
9. おわりに
ユニセフカンボジア事務所やカンボジア政府、NGO、地域の人々、学校の先生や生徒たち、その他関係機関の協力により、子どもを取り巻く状況は年々改善されつつあります。
特に保健分野での進歩は目覚しく、予防接種会場は、活動を始めた当初はまったく人が集まらなかったというのがうそのように、人が集まり、お祭りのようなにぎやかさでした。今、お母さんたちは、予防接種や保健センターへ行く大切さを理解しています。『指定募金』は、確実にカンボジアの子どもたちの暮らしに役立っていることを感じる瞬間でした。
ユニセフは、これからも、カンボジアの子どもたちの生活がより一層「子どもの権利」に基づいたものになるよう活動を続けていきます。
ツアーに参加した先生方も帰国後、それぞれの学校でユニセフ学習や協力活動に積極的に取り組んでくださっています。
これからも『ユニセフカンボジア指定募金』にご理解、ご支援をよろしくお願いします。
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家の手伝いで畑へ向かう兄妹 |
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笑顔で出迎えてくれた子どもたち |
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参加者の先生たちの声(一部抜粋)
- 「ユニセフのサポートが物質的な支援だけにとどまらず、人々の心の支援になっているのだと気づいた。」
- 「カンボジアでの出来事を遠い国の出来事ではなく、同じ地球に暮らす仲間として考え、行動できるような日本の子どもたちを育てていくことが、私たち教員、そして大人の使命ではないかと強く感じた。」
- 「教育は国の将来を担う子どもたちの育成。カンボジアでは国を挙げて教育に取り組んでいることを感じた。」
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