ユニセフの歴史
だれがユニセフをつくったのだろう
第2次世界大戦が終わったあと、世界には親や家を失うなどきびしいくらしをしなければならなくなった子どもたちがたくさんいました。そうした子どもたちを国際連合で助けようとポーランドのルドウィク・ラフマンという人がユニセフをつくることを提案しました。
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ルドウィク・ラフマン |
この提案がもとになり、1946年12月11日、国際連合の第1回総会で、ユニセフの創設が決まりました。その時の名前は国際連合国際児童緊急基金(United
Nations International Children's Emergency Fund)といい、この英語の頭文字をとってUNICEF(ユニセフ)とよばれるようになりました。初代の事務局長はアメリカ人のモーリス・ペイトがつとめ、子どもたちに食べものやくすりを届ける活動をはじめました。
その後、ユニセフは1953年に名前から国際(International)と緊急(Emergency)をとって国際連合児童基金(United
Nations Children's Fund)としました。しかし、人びとに親しまれたよび名のUNICEF(ユニセフ)はそのまま使われています。そして、戦争の被害を受けた子どもだけでなく、世界中の子どもたちの命とくらしを守るための活動もはじめました。
こうして現在ユニセフは150以上の国と地域で子どもたちのための活動をしています。
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