(財)日本ユニセフ協会 国際協力人材養成プログラム
海外インターンのユニセフ現地事務所派遣事業
2005年度募集要項

※今年度の募集は終了しました

(財)日本ユニセフ協会は、国際協力人材養成プログラムの一環として、国際協力・社会開発・子どもの人権などに関する研究を行っている主に大学院生をユニセフ現地事務所に派遣する海外インターンを募集します。同事業はユニセフのインターンシッププログラムに沿って日本ユニセフ協会が実施する事業です。

1.目的

 

国際協力に関わる研究を行っている、主として大学院生に、ユニセフの現地事務所で子どものための調査・研究・援助等の実務実習の機会を提供することで、特に子どもの分野を中心に日本人の顔の見える国際協力を担う若手の人材を養成し、開発途上国での子どもの基本的人権の実現に寄与するものです。

2.応募資格

 
(1)日本国籍を有し、国際協力、社会開発。人権等の分野において子どもの福祉に関わる研究をする修士課程または博士課程の大学院在籍者。よってインターン開始時に修士、博士課程を修了していても構いません。35歳未満の方を優先します。
(2) ユニセフの業務言語(今回は英語)に堪能であること。TOEIC800点以上、TOEFL250点(CBT)以上は必要となります。

3.募集人数

  2005年度の募集人数は5〜10人です。

4.受入機関

 受入機関はアジアのユニセフ現地事務所で次の国・地域を予定しています。

 南アジアインド、バングラデシュ、ブータン、パキスタン、ネパール
 東南アジアベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、フィリピン
インドネシア、東ティモール、タイ
 東アジア 中国、モンゴル

 
  • 以上の国と地域は予定であり確定ではありません。
  • 受け入れ事務所は原則として首都にあるユニセフカントリーオフィスとなります。
  • 配属を希望する国と赴任する国が異なる場合が十分有り得ることをご了解ください。

第2次選考終了後、受け入れるユニセフ現地事務所との調整を行います。

5.実習内容

 具体的な実習内容は本人の専攻分野・経験と受け入れるユニセフ現地事務所の行っている業務により、赴任前に具体的に定めます。
基本的には専攻分野に関連するプロジェクトに配属され、特定のスタッフ、或いはグループの指導の下に、プロジェクトの計画、実施、評価等の作業に加わります。また、日常の業務処理が補助的に加味されます。なお、実習に必要なスペースや消耗品などは受け入れるユニセフ事務所より提供されます。

6.実習期間・時期

 

期間はユニセフのインターンシップに基づき最低10週間、最大16週間とします。
時期は原則として2006年1月から12月までの期間とします。

7.応募方法

 
(1) 応募書類
a) 応募申請書
(証明写真付ユニセフ書式、日本語申請書)

2005年インターン申込書
(英語)PDFファイル

2005年インターン申込書
(日本語)PDFファイル

各1通
b) 大学院又は研究機関の在学・所属証明書(英文) 1通
c) 大学院の最新の成績証明書(英文)
※※但し、応募時に大学院の成績証明書が提出できない場合、それに代わるものとして学部の成績証明書(英文)
1通
d) 大学院の指導教官又は研究機関長の推薦状(英文) 1通
e) インターン参加動機(英文、A4で1枚程度) 1通
f) 英語能力を証明する書類(TOEFLあるいはTOEICの成績のコピー)   1通
(2) 応募書類送付先  
  2005年度の応募締切は2005年10月30日(消印有効)です。
次の日本ユニセフ協会窓口まで応募書類一式を郵送にて送付ください。なお、提出書類は返却いたしませんのでご了承ください。
(財)日本ユニセフ協会 協力事業部 海外インターン担当
〒108-8607 東京都港区高輪4−6−12 ユニセフハウス
 
8.選考方法

  第1次選考(書類審査) 11月初旬
 

応募者に第1次選考の結果をお知らせします。

  第2次選考(面接) 11月中旬〜下旬
 

第2次選考は第1次選考合格者を対象に英語による面接を行います。面接会場は日本ユニセフ協会(東京都港区)で行い、具体的面接日時は合格者に後日連絡いたします。
なお、面接選考にかかる交通費、宿泊費は支給しませんのでご了解ください。

  決定 12月上旬
 

第2次選考応募者に結果をお知らせします。

9.待遇および日本ユニセフ協会による経費負担

   日本ユニセフ協会は派遣を決定した海外インターン生に次の経費を支給します。

 

(1)

任地往復の直行の航空運賃

 

成田空港などから任地までの航空券の一定額(正規エコノミークラス往復料金の半額)を日本ユニセフ協会が支給し、インターン本人が手配します。成田空港等への交通費及び任地の空港からユニセフ現地事務所等への交通費、任地赴任まで途中で宿泊を必要とする場合の宿泊費は本人負担とします。

 

(2)

現地生活費及び住居費の補助

 

日本ユニセフ協会が定めた国別の現地生活費及び住居費の補助額を16週間を限度として支給します。住居の手配は、インターン本人がユニセフ現地事務所の助言を受けて行います。

 

(3)

海外旅行傷害保険の保険料

 

海外インターン生は日本ユニセフ協会が保険料を負担する海外旅行傷害保険(傷害、疾病費用)に加入していただきます。

  上記以外に必要とする経費(インターン実習中の国内出張費など)はすべて本人の負担となります。

10.旅券・査証

   渡航に必要な旅券、査証は本人が手配を行います。日本ユニセフ協会は必要に応じて査証取得のための推薦書の発行を行います。

11.事前オリエンテーション

  海外インターン決定者は開発途上国に赴任する前に、日本ユニセフ協会において1日程度の事前オリエンテーションに参加していただきます。事前オリエンテーションの日程は後日連絡いたします。事前オリエンテーションに参加するための国内交通費ならびに宿泊が必要な場合は日本ユニセフ協会の規定により費用を支給します。

12.誓約書の提出

 

海外インターン決定者は赴任前に、実習日、実習期間、守秘義務、資料の帰属、保険の加入、報告書の提出、実習の中止などについて定めた誓約書を日本ユニセフ協会に提出していただきます。

13.実習時間・休日

  実習日及び実習時間は配属する国のユニセフ現地事務所が定めた通りとします。

14.報告書及び報告

  実習が終了し、帰国してから2ヵ月以内に英文で実習報告書を日本ユニセフ協会に提出していただきます。同報告書は日本ユニセフ協会よりユニセフ現地事務所に提出されることもあります。また、帰国してからなるべく早い時期に日本ユニセフ協会に直接、口頭で報告をしていただきます。その際の交通費、宿泊費等は各自負担とします。

日本ユニセフ協会海外インターン連絡先
       財団法人日本ユニセフ協会 協力事業部 海外インターン担当
       〒108-8607 東京都港区高輪4−6−12 ユニセフハウス
       電話 03−5789−2012 Fax 03−5789−2032
E-mail seminar-dr@unicef.or.jp

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海外インターン2004年度募集要項 付録

海外インターンのユニセフ現地事務所派遣事業
これまでの派遣実績

■2004年度募集・派遣実績
  派遣者数: 8名(応募者数 39名)
  所  属: 大学院(海外:2名(英)、国内 6名)
  専  攻: 国際関係、教育学、国際開発
  派 遣 先:

下記のユニセフ現地事務所(カントリーオフィス、サブオフィス)

▽ 派遣中(2005年4月現在)
ブータン、ベトナム、パキスタン

▽派遣準備中(2005年4月現在)
ネパール、スリランカ、タイ、インド、中国

■2003年度募集・派遣実績

  派遣者数: 4名(応募者数 54名)
  所  属: 大学院(海外 2名(米・カナダ)、国内 2名)
  専  攻: 国際関係、教育、開発、戦後復興
  派 遣 先: 下記のユニセフ現地事務所(カントリーオフィス、サブオフィス)

ブータン、カンボジア、コルカタ、バングラデシュ

    派遣期間:約12〜16週間

■2001年度と2002年度の派遣国は以下の通り

  インド(ジャイプールオフィス)、カンボジア、ラオス、ブータン、イタリア
モンゴル、ベトナム、ミャンマー