第3回 国際協力講座のご案内

2003年度の受付は終了しました。
講座の目的
この講座は国際機関、NGO、政府援助機関などに於いて、子どもの分野などで国際協力を担う人材を義務からではなく使命の立場から養成しようとすることを目的としています。
受講資格
  国際協力に興味を持ち、国際機関やNGOなどでの活動を希望している大学生、大学院生、社会人。国籍は問いません。実用英語検定準1級・TOEIC730点程度の英語力を有し、15回の講座に出席可能な方。

使用言語
 日本語(但し、講義によっては英語の場合もあります。)

開講日
 

2003年:
9/30, 10/7, 10/14, 10/21, 10/28, 11/4, 11/11, 11/18, 11/22 (この回のみ土曜日、13:00-17:00 開講) 11/25, 12/2, 12/9,

2004年:
1/13, 1/20, 1/27

●時間 18:30 〜 20:00
●曜日 火曜日(全回共通・11/22のみ土曜日開講)

会 場
  財団法人 日本ユニセフ協会 ユニセフハウス内 1階 大ホール

受講料
 無料 (交通費のみ自己負担)

募集人数
  80名 (応募多数の場合は抽選となります。)
修了証書
 13回以上出席し、レポートを提出した方には修了証書が授与されます。
特 典
  受講者の中から希望者(希望者多数の場合は抽選)にスタディツアー参加の機会が用意されています。
また、当財団による一定の条件を満たす方にはインターンプログラムへの参加の可能性が用意されています。

[注]
■ テキスト・プリント
原則としてプリント等の資料は無料で配布致します。
■ 休講
  首都圏全域の交通機関の乱れ、天災地変などのため、やむを得ず休講することがあります。

■ 講師の変更
  諸事情により担当講師が変更される場合があります。

■ 受講の取り消し
 

継続的な受講が困難な場合は、(財)日本ユニセフ協会 学校事業部 三上 / 大木 /くれまで、ご連絡くださいますようお願い致します。

■ 受講上の注意
  講師や他の受講生に迷惑をかける行為があった場合は、受講をお断りすることがあります。また、受講登録をされている方以外の受講はご遠慮ください。


■ 募集要項

[受講資格]

以下に挙げます項目に該当される方を、主な受講対象者とします。

  1. 国際協力に興味を持ち、国際機関やNGOなどでの活動に関心のある大学生、大学院生、社会人。 国籍は問いません。
  2. 実用英語検定準1級・TOEIC730点程度の英語力をお持ちの方。
  3. 13回の講座に出席可能な方。
[申込方法]
 

募集期間:2003年7月10日(木)〜2003年9月11日(木)
申込方法:申込書【PDFファイル】(12KB)をダウンロードしてご利用ください。

[その他]
  受講者決定:受講決定者には2003年9月19日(金)迄にご本人に連絡致します。

[申込書送付先](お問い合わせ先)
 

(財)日本ユニセフ協会 学校事業部 国際協力講座事務局
(担当:三上・くれ

〒108-8607 東京都港区高輪4−6−12 ユニセフハウス
TEL:03-5789-2014 [電話受付時間] 平日9:30 〜 17:30(土日祝を除く)
FAX:03-5789-2034
Email: se-jcu@unicef.or.jp



■ 講義スケジュール・担当講師

日時 担当講師 講義概要
1 9/30(火) 東郷 良尚
(財)日本ユニセフ協会 専務理事
経済のグローバリゼーションと途上国の子ども
2 10/7(火) 登丸 求己
玉川大学 文学部国際言語文化学科 教授

国連の平和維持活動(PKO)

  1. 紛争と国際社会の介入
  2. 国連PKOの機能と進化
  3. タジキスタン停戦監視団(UNMOT)
  4. 東テイモール暫定行政機構(UNTAET)
  5. PKOの非軍事的役割と市民活動
3 10/14 (火) 榊原 洋一
東京大学医学部小児科 講師
子どもの保健 − ガーナでの経験を踏まえて
4 10/21(火) 松浦 正三
国際協力事業団(JICA)無償資金協力部 部長

日本の無償資金協力の実際

  1. 無償資金協力、定義と分類,動向
  2. プロジェクトの発掘、選定
  3. 事前の調査、実施の決定
  4. 実施のプロセス、評価
5 10/28(火) 斯波 知子
国連ボランティア計画東京事務所
駐在調整官
国連ボランテイア計画の活動
●国連ボランティア計画の活動概要
●日本人国連ボランテイアの活動例
●国連ボランテイアになるには
6 11/4(火) 新保 庄三
子ども総合研究所 所長
コルチャック先生と児童の権利に関する条約
7 11/11(火) 深田 博史
国際協力事業団(JICA) 企画・評価部 部長
元UNHCR特別顧問
国際機関の活動に参入できない日本のNGO
●国際機関の内側から見た日本人職員
●国際機関の内側から見た日本のNGO
●JICAでのキャリア・アップ
8 11/18(火) 廣野 良吉
成蹊大学名誉教授
持続可能な開発のための教育の10年
(UN Decade of Education for Sustainable Development)
9 11/22(土) Ono Masahiro
ユニセフ北京事務所
子どもの権利セクション・チーフ

UNICEF assisted projects on Child Protection

※ご注意: この講義は土曜日に開催し、開講時間は13:00〜17:00になります
10 11/25(火) 坪井 節子
坪井法律事務所 弁護士
子どもを性的搾取から守る
●子どもの商業的性的搾取に対する国際的とりくみ
●子どもの買春におけるNGO、法律家、政府機関、ICPOの具体的な連携について(刑事告訴、民事賠償等を含む)
●今後の課題
11 12/2(火) (人選中)
国際連合難民高等弁務官日本・韓国 地域事務所(UNHCR)
難民とUNHCRの活動
12 12/9(火) 稲賀 淑子
外務省国際機関人事センター 所長
国際公務員への道
●国際公務員とは − 国連機関の仕事
●国際公務員になるには
●国際公務員として求められる人材
13 1/13(火) Jungsoo Lee
アジア開発銀行駐日代表事務所 所長
The Role of Asian Development Bank in poverty reduction in the Asia Pacific region
14 1/20(火) 遠藤 恵
(財)ケア・ジャパン
カンボジア女子教育事業
プロジェクト・マネージャー
大谷女子大学文学部 講師
国際NGO・CAREの教育支援事業
‐カンボジア女子教育プロジェクトの経験から‐
15 1/27(火) 田中 康夫
日本赤十字社
国際部 開発協力課
課長
人道援助の国際基準(人道憲章と災害援助に関する最低基準)を知る
●人道憲章における3つの原則
●災害援助に関する5つの最低基準
●国際赤十字が関わる援助現場での国際基準の適用と課題