メニューをスキップ
公益財団法人日本ユニセフ協会

合言葉は、「アクト・ナウ(今、行動しよう!)」
J7ユース・サミット2015が開幕

【2015年5月8日ベルリン発】

J7メンバーによる記念撮影
© 日本ユニセフ協会/2015
J7メンバーによる記念撮影

世界の子どもたちが、G7の議題の中から特に子どもたちに重要なテーマについて話し合い、子どもたちのアイデアや提言を世界に発信する子ども版サミット、『J7ユース・サミット』がドイツ・ベルリンにて開幕しました。

12カ国から54名が集結

今回のJ7サミットには、G7サミット参加国と同じG7各国(カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国、米国)に加え、EUとアフリカ諸国の12カ国から、14歳から18歳までの総勢54名の子どもたちが集まりました。日本からは、渋谷教育学園渋谷高等学校2年の足立愛音さん、石川智尋さん、佐藤瑞起さん、右田未来さん、堀口維里優さん、山木椋太さんの6名が参加しています。5月7日から13日まで、国籍を越えて交流を深めながら、集中的な討議を行います。

話し合われる議題は、1)僕らの地球を守ろう、2)すべての人に健康な未来を、3)女性の権利向上、4)公正な経済の4つ。子どもたちは、これらの国際問題の解決のための提言をまとめ、今年のG7サミット議長を務めるドイツのメルケル首相およびG7各政府へ提出します。

ワークセッションで議論する足立さんと右田さん(左から3番目と6番目)
© 日本ユニセフ協会/2015
ワークセッションで議論する足立さんと右田さん(左から3番目と6番目)

メルケル首相を表敬訪問

1日目は、全員で主催者の一つであるドイツ連邦家庭・高齢者・女性・青年省を表敬訪問し、ベルリン市内のブランデンブルク門前で記念撮影。午後からは、シュミレーションゲームと題して、参加者が自国以外の7カ国のチームにバラバラに分かれ、J7の4つの議題に沿った各国の現状や立場を理解するセッションをおこないました。その後、国際会議スタイルで問題解決に向けた議論を行いました。2日目からは各議題をさらに掘り下げて議論を重ね、提言をまとめていきます。

今後の予定:
5月7〜11日まで、集中討議期間(クラインマハノーの会議場にて)
5月11日(月)夕方:2015年G7サミット議長 メルケル独首相表敬訪問
5月12日(火):在ドイツ日本国大使館表敬訪問
5月13日(水):クロージングセッション

* * *

※ J7ユース・サミットとは
J7ユース・サミットは、世界の子どもたちが、G7の議題の中から特に子どもたちに重要なテーマについて話し合い、子どもたちのアイデアや提言を世界に発信することを目的に、G7開催国政府とユニセフが共同で開催しています。これまで、2005年(イギリス)、2006年(ロシア)、2007年(ドイツ)、2008年(日本)、2009年(イタリア)の5回開催されています。 2015年は、G7参加各国から公募で選ばれた14歳〜18歳の若者各6名に加え、EUと開発途上国の代表も参加し、5月6日〜14日(到着日・出発日含む)の8日間、ドイツ・ベルリン/クラインマハノーにて開催します。参加者は、国籍を越えて交流を深めながらテーマについて集中討議を行い、その成果である「共同声明」をまとめます。またドイツのメルケル首相をはじめ、EUの代表やG7参加各国の大使館などを訪れて、子どもたちの提言を伝えます。

J7ユース・サミットのFacebookページには、子どもたちの活動の様子が随時掲載されます。

トップページへ先頭に戻る