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ユニセフ(国連児童基金)シンポジウム
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両親をエイズで亡くし、3歳年下の弟の母親代わりをつとめる13歳の少女 |
HIV/エイズが世界の脅威と言われ始めてから20余年。この間、世界は「エイズ」を主に「おとなの問題」として捉え、対策や支援もおとなを中心に実施され、HIV/エイズによって直接・間接の影響を受けている「子どもたち」の問題には関心が寄せられませんでした。確かに、現在でもHIV感染者・エイズ患者の大半は成人ですが、エイズ関連の病気で死亡する6人に1人、そして、新たに感染する7人に1人は15歳未満の子どもたちなのです。
ユニセフ(国連児童基金)は、こうした「忘れられた子どもたち(Missing Children)」の問題に対する国際社会の関心を改めて喚起し、必要な支援を届けるため、Unite for Children, Unite Against AIDS (子どもたちのために、エイズと闘おう!)を合言葉に、昨年10月25日、5年間にわたる「子どもとエイズ」世界キャンペーンをスタートしました。
子どもを襲うエイズの脅威 ・HIVに感染している子ども : 220万人 ※日本の小中高全校生徒数に匹敵 |
なぜ今、子どもとエイズなのか?
ユニセフの取り組みは?
本シンポジウムでは、先月、HIV/エイズ感染率世界第3位のアフリカ・レソトの現状を視察したアグネス・チャン日本ユニセフ協会大使による現地報告と、長年、国内外でエイズ問題・国際問題等に関わってこられている有識者・専門家、実際にユニセフの現場で活動しているユニセフスタッフによるパネルディスカッションを通じて、会場の皆様ともに、世界からその存在を忘れられているエイズに苦しむ世界の子ども達に、日本に住む私達に何ができるのかを考え、訴えてまいります。
【参加パネリスト(5月2日現在)】
ピーター・マクダーモット | ユニセフ本部事業局「子どもとエイズ」世界キャンペーン統括責任者 |
島尾忠男 | (財)エイズ予防財団会長 |
大井佳子 | 元ユニセフ・スワジランド事務所、ユニセフ本部エイズ対策事業担当官 |
東郷良尚 | (財)日本ユニセフ協会副会長 |
コーディネーター アグネス・チャン |
(財)日本ユニセフ協会大使 |
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