本ページは2013年6月現在のデータに基づいて作成されています。より新しいデータについてはこちらをご覧ください。

何もできずに、幼い命を失う悲しみ。世界のどこの国でも、幼い子どもは家族の希望です。しかし、5歳未満で命を失う子どもの数は年間約690万人。約半数は、世界人口の15%を占めるに過ぎないアフリカに集中し、サハラ以南では約9人に1人が5歳未満で命を落としています。

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子どもを思う母の気持ちは、世界共通です。

  • 砂漠に囲まれたアフリカ・ガーナの小さな村で、幼い命がまた失われようとしています。アズレは熱が引かず、何日も食べ物を受け付けない状態で、小さな身体は衰弱しきっています。容態を見守っていた母親は、アズレを診療所に連れていく決心をして、夜明け前に村を出発しました。一番近くの診療所まで、歩いて10時間かかります。砂漠の太陽は、アズレの体力を容赦なく奪っていきます。母親はアズレの命がなんとか持ちこたえてくれるように、祈るような気持ちで足を速めます...
    近くに診療所があったら、村に医者や保健員がいたら守れるはずの幼い命が、アフリカでは今も次々と失われています。現在、世界の乳幼児死亡率の上位20ヶ国はすべてアフリカの国々で占められ、数えきれないほど多くの家族が、子どもを失う深い悲しみに陥っています。
  • 栄養センターで治療を受けるチャドの赤ちゃん

今日もアフリカで失われる、約1万人の幼い命

イメージ写真

取り残されるアフリカの子どもたち
世界人口の15%に過ぎないアフリカに、世界の乳幼児死亡の半数が集中しています。サハラ砂漠以南では、約9人に1人の子どもが生後5年以内に命を落としているのです。
先進国なら失わずにすむ命
アフリカでは子どもたちの多くが慢性的な栄養不良で身体の抵抗力が弱く、予防接種や医療なども充分受けられず、下痢や肺炎、マラリアなど予防可能な病気で命を失っています。
災害や紛争にも見舞われて・・・
近年アフリカでは、干ばつなどの自然災害や紛争などがひん発していて、子どもたちの命は生まれた時から危険にさらされています。食料や医療など、継続した支援が必要です。
  • 5歳未満児死亡率(1000人中)
  • 世界の5歳未満児死亡にアフリカが占める割合

ユニセフの活動

幼い命が元気に育つように!子どもたちの命を守るユニセフの取り組み

  • 栄養不良をなくす!
    栄養不良をなくす!
    乳幼児死亡の1/3に、栄養不良が関わっています。重度の栄養不良の治療はもとより、子どもを栄養不良にしないための定期的な発育観察や栄養知識の普及は欠かせません。
  • 予防接種を徹底する!
    予防接種を徹底する!
    感染症は、アフリカだけで毎年150万人以上の子どもの命を奪っています。ユニセフは世界最大のワクチン供給者として、アフリカ全土で予防接種の実施に力を注いでいます。
  • 保健員を養成する!
    保健員を養成する!
    辺境の村に地域の保健員がいれば、助かる命がたくさんあります。手洗いや母乳育児の大切さを家庭訪問で広めたり、マラリア予防用の蚊帳の使い方を広めたりしています。

現地レポート

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あなたのご支援でできること

  • 3,000円のご支援が
    重度の栄養不良に陥った子どもを回復させる治療用ミルク236杯に変わります。
  • 5,000円のご支援が
    3つの感染症(破傷風、百日咳、ジフテリア)の混合ワクチン448回分に変わります。
  • 10,000円のご支援が
    下痢による脱水症状を緩和するORS(経口補水塩)1,666袋に変わります。
  • 30,000円のご支援が
    マラリアを媒介する蚊から子どもを守る殺虫処理済みの蚊帳113張りに変わります。
  • 50,000円のご支援が
    予防接種や母乳育児の大切さなど、命の守り方を広める地域保健員50人を養成できます。
  • 世界の子どもたちのためのユニセフ募金にご協力ください。
    ※ご寄付の金額は任意です※2013年1月現在※輸送や配布のための費用は含みません。
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ユニセフ募金は税額控除の対象となり、約40%が所得税から控除されます。当協会に対する個人のみなさまからの寄付金(賛助会費も含まれます)は、「税額控除」の対象となります。

ユニセフ(国際連合児童基金)は、世界の子どもたちのために活動する国連機関です。 ユニセフの活動はすべて民間からの寄付と各国政府からの任意の拠出金で支えられています。公益財団法人日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部との協定に基づき、世界36の先進国・地域において民間組織で唯一ユニセフを代表する国内委員会として、 募金活動、広報活動、子どもの権利を守るアドボカシー(政策提言)活動を通じて世界の子どもたちへより多くの支援が届くよう努めています。

左上から©UNICEF/CARA2009-00158/RONALD DE HOMMEL、©UNICEF/NYHQ2007-0152/Pirozzi、©UNICEF/BRDA2012-00026/Krzysiek、©UNICEF/MLWB2011-00226/Noorani、©UNICEF/Chad/2012/Asselin、©UNICEF/UGDA01542/Hyun、©UNICEF/NYHQ2010-3064/Pirozzi、©UNICEF/SRLA2009-0006/Asselin、©UNICEF/NYHQ2006-2765/Brioni、©UNICEF/NYHQ2007-1583/Asselin、©UNICEF/NYHQ2010-3064/Pirozzi、©UNICEF/NYHQ2006-2878/Pudlowski、©UNICEF/UGDA2010-00685/Noorani、©UNICEF/BRDA2012-00026/Krzysiek

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